ともあれ付属フードがカッコよすぎ!
月カメの座談会等でも、識者の皆さまが声を揃えておっしゃるのが「昨今のシグマは描写力はもちろん、デザインがステキ!」。たしかにカッコイイっすね。ブラックの鏡筒にはゴテゴテした能書きは垂れず、ワンポイント“A”バッチがあしらわれています。仮にこれが「アート」ではなく「アナーキー&ピース」の“丸カコミA”だったりしたら、アナタはどうします? どうもしませんか。そうですか。
それはさておき、フードの根っ子部分がゴムになっていて、そこに文字が掘られてるのがまたカッコイイです。あ、接写時にクリクリ飛び出てくる第1レンズの「目盛りっぷり」は言うに及ばずサイコーですけどね!
キレッキレよりもブレッブレ…手ブレ補正機能の有り難みを痛感!
ま、自分的にマクロレンズの被写体と言えば「愛犬」か「ギター」しかありません。でもって「手持ち」がデフォ。これでいつものM.フォーサーズ30mmマクロ(+OM-D E-M5)なら問題なかった(と思う)んですね。んでも、今回はAPS-C(EOS 70D)ボディ&手ブレ補正ナシの70mmというのが敗因だったというか、要はナメくさって撮影したんですね。もう、見事にブレブレでした。
モニターで明らかにブレているカットは分かったので、ガツンとホールドし直して撮ったりもしました。が、PCで確認するとダメポ。手ブレ補正機能ナシでは生きられないカラダになってしまったんですね。おほほ。
中望遠単焦点レンズとしてのグローリーロード
ということで絶望の淵に追い込まれました。が、そもそも「屋内」で「100mm(相当)マクロレンズ」を「手ブレ補正ナシ」の「手持ち」で撮っちゃいけないんですね。三脚を使えばほぼすべての問題は解決されるしぃ。
と、ここはスパッと切り替えて「外撮り」です。APS-Cで70ミリ単焦点…ズーミングできないってだけで、かなりイラッときますね。まあ、それはさておき、やっぱり気持ちのイイ描写ですね。キレ具合というか雑味の少なさでは「ジョニ赤」と「ジョニ黒」ほどの大きな差があります(そこいらのズームレンズとの比較で)。でも、さりとて値段がイッキに3倍超になる「ジョニ緑」ほどの差はないような…。ちなみに最高峰「ジョニ青」は呑んだことがありません。