月刊カメラマン誌で連載中の写真家・曽根原昇さん(ソネちゃん)の「現代の銘玉吟味!」のWeb版です。本誌では紹介しきれなかった現行&最新レンズの魅力を曽根原さんに作例とともに語って頂きます。レンズに関する記事(解説)は月刊カメラマン誌4月号を是非ご覧ください。

今回は2014年12月に発売された、タムロン SP 15-30mm F/2.8 Di VC USDです。レンズの詳細については以下URLをクリックしてご参照ください。

画像: 曽根原昇(ソネちゃん)の「現代の銘玉吟味!」
タムロン SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD

隅々まで均質の描写

広大な範囲を写す超広角では、画面全体における描写の均質性が最重要。本レンズなら高い描写性能によって問題なく隅々まで描写の均質性が得られるので安心して使って欲しい。光学的にはF5.6~F8で最高の解像感が得られるが、もっと絞った後に適度にシャープをかけると言った風景写真の王道の使い方でも期待通りの性能を発揮してくれるだろう。

画像: ■ニコンD750 絞りF5.6 1/200秒 +0.3EV補正 ISO100

■ニコンD750 絞りF5.6 1/200秒 +0.3EV補正 ISO100

超広角レンズで手ブレ補正機能を搭載

時として「広角レンズには手ブレ補正は不要」みたいなことを聞くが、あればあったで頼もしいのが手ブレ補正機能なだ。いまいちど、ご自分が広角で撮った写真を見直してみれば、案外、油断による微小なブレでシャープネスを損なっているかも!? レンズ性能を有意義に引き出してくれる手ブレ補正機能、実は超広角だからこそ欲しい機能なのである。

画像: ■ニコンD750 絞りF4 1/10秒 +0.7補正 ISO400

■ニコンD750 絞りF4 1/10秒 +0.7補正 ISO400

撮影・解説は写真家・曽根原昇さん

画像: 曽根原 昇(そねはら のぼる) 写真家・テクニカルライター 1971年生まれ・愛知県出身。信州大学大学院修士課程を修了。2006年よりフリーランスとなり、2010年に活動拠点を長野県より関東地方に移す。現在は雑誌・叢書・単行本などの撮影・執筆をメインに活動中。 www.sone-photo.com

曽根原 昇(そねはら のぼる)
写真家・テクニカルライター
1971年生まれ・愛知県出身。信州大学大学院修士課程を修了。2006年よりフリーランスとなり、2010年に活動拠点を長野県より関東地方に移す。現在は雑誌・叢書・単行本などの撮影・執筆をメインに活動中。
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