2018年2月号の「カメラマン最前線」に登場して頂いたハガタカシさんの写真展「Layer」(レイヤー)が、富士フイルムフォトサロン 東京スペース1(フジフイルム スクエア内)本日(3月16日)より3月22日(木)まで開催される。
この写真展は「コスプレイヤー」へのリスペクト
本写真展はアニメやマンガとは縁のない生活を送ってきたハガタカシさんが、ふとしたきっかけから「コスプレイヤー」と呼ばれる若者たちと出会い、撮影者として関わっていくことがきっかけだ。
彼らからの依頼は写真作品の制作、つまり、原作通りに再現されたワンシーンの撮影であったが、撮影者の興味は次第に、コスプレイヤーである「彼らのそのもの」へと向いていき、作品制作の合間を縫って「その肖像」を撮影するようになったものだ。
「クール・ジャパン」の象徴として世界から愛されるアニメ・マンガ文化。その中から生まれ、成熟していくコスプレという新たな表現方法。「コスプレイヤー」たちは自らの手を動かし、物作りをすることにより独自の「表現」を創造している。そんな「日本人らしさ」に溢れた若き表現者たちの肖像をハガタカシさんはとらえている。