http://www.nikon-image.com/products/lens/nikkor/af-s_nikkor_180-400mm_f4e_tc14_fl_ed_vr/
超望遠で動体を狙うユーザーに最適なレンズ！
ニコンでは現在､同様の焦点距離を持つモデルとしてAF-S NIKKOR 200-400mm f/4G ED VR Ⅱがあるが､今回のAF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VRはテレコンバーターを内蔵することで利便性が向上｡右手でカメラをグリップしたまま､レバーのワンタッチ操作で同レンズは1.4倍相当の画角に変更が可能となり､テレ端は瞬時に560mm相当の画角を得ることができる｡これは実に便利。
▲内蔵テレコンバーターはロックを解除して､切り替えレバー操作でワンタッチで行える。その右側にはユーザーのカスタム設定が可能となる「メモリーセット」ボタンを備える。さらに「180-400mm」の白い表示の右にはカバー下には盗難防止用のセキュリティワイヤーの取付が可能な「セキュリティスロット」も装備｡
www.nikon-image.comさらに本レンズは従来モデルよりもAFの捕捉性能や各種の収差性能､さらに防塵防滴性能を向上させており、軽量化も実現した「プロ仕様」の超望遠ズームだ。
▲鏡筒の逆サイドの上写真右下は「AF-L」時や「AF-ON」時の「メモリーリコール」スイッチを備える。その下には「電子音のON/OFF」スイッチも搭載している。
www.nikon-image.comワイド端からテレ端までの使い勝手に優れる！
ニコンのフルサイズ機種に搭載されるクロップ機能（FXフォーマットからDXフォーマットに切替えてトリミングできる）での使用も考えると､このレンズのポテンシャルがさらに高いことが分かる。
AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VRの主な特長
●NIKKOR初のテレコンバーターを内蔵
●切替がしやすい内蔵テレコンバーターはカメラのグリップを握ったまま操作が可能
●撮影姿勢に配慮した操作性＝高い機動力
●防塵防滴構造
●フッ素コートで防汚性能
●153点の周辺部分もクロスセンサー使用可能
●AF捕捉性能の向上
●蛍石（フロライト）使用で軽量化に寄与
●収差補正と軽量化の目的
●望遠端での至近撮影時の高い最大撮影倍率（内蔵テレコンバーター非使用時0.25倍、使用時0.36倍）
●手ブレ補正効果4.0段（CIPA規格準拠）のVR機構。VRモードには［NORMAL］モードと［SPORT］モードを搭載
●安定した露出制御が可能な電磁絞り機構
AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VRの主な仕様
●焦点距離:内蔵テレコンバーター非使用時：180 － 400mm
内蔵テレコンバーター使用時：252 － 560mm
●レンズ構成:19 群27 枚（ED レンズ8 枚、蛍石レンズ1 枚、ナノクリスタ
ルコートあり）、他保護ガラス1 枚（フッ素コートあり）、内蔵
テレコンバーター5 群8 枚
●絞り羽根枚数：9 枚（円形絞り）
●絞り方式：電磁絞りによる自動絞り
●絞りの範囲：内蔵テレコンバーター非使用時：f/4 － 32、
内蔵テレコンバーター使用時：f/5.6 － 45
●焦点距離目盛:180、200、250、300、350、400mm
●手ブレ補正：ボイスコイルモーター（VCM）によるレンズシフト方式
●撮影距離目盛:∞～ 2.0 m
●最短撮影距離 撮像面から 2.0 m（ ズーム全域）
●大きさ：Φ128(最大径）☓362.5（長さ）mm
●重さ：約3500g
