デジタルカメラの動画撮影機能を使っていますか?「そう言えば購入してから一度も使ったことがないなぁ…」なんてモッタイない!写真家、映像作家として活躍する上田晃司さんに動画の楽しさ、奥深さを教えてもらう連載企画です。2017年11月号の作例3本をぜひご覧ください。
可変NDフィルターを活用して、表現の幅を広げよう!
風景写真を撮っている方には必須アイテムの「NDフィルター」、実は動画撮影でも使用頻度が高いのだ。本気で動画を撮影したいならシーンに応じて「可変NDフィルター」を活用しよう。下の写真のようなハーフNDフィルターは画面の上下に輝度差がある時に便利だ。
実際にNDフィルターを使った動画作例はこちら。
ハワイの海を超広角レンズで撮影。空の青さを強調するためにハーフND の0.6 を使って撮影。空を暗くできるので青さをより強調できた。フィルターを装着できない超広角レンズでもマットボックスを使えば、フィルターを活かした撮影が可能だ。
ハーフNDフィルターの「あり」と「なし」を比較してみた!
下の動画はハーフND0.6 を使い、空が暗くなるように露出を調整している。空と高層ビルは暗くなっているが画面下の街並の明るさは殆ど変わっていない。
下の動画のように「ハーフND 無し」では同じ露出でも空のディテールが分かりづらい。白っぽく写っているため、映像に重みがあまり感じられない。
もっと詳細を知りたい方は月刊カメラマン2017年11月号(以下URL)をご参照ください。
http://www.motormagazine.co.jp/shop/products/detail.php?product_id=880