富士フイルムは「Xシリーズ」用交換レンズのラインアップとして、中望遠マクロレンズ「フジノンレンズ XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro」を、2017年11月より発売する。希望小売価格は168,500円(税別)。また、今回の発表に伴、今後のXレンズ開発ロードマップも発表した。
画像: fujifilm.jp
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このレンズは開放F値2.8、焦点距離122mm相当(35mm判換算)のレンズで、「Xシリーズ」用交換レンズで初めて等倍撮影に対応するもの。被写体を原寸大でセンサー上に写すことで、マクロ撮影が可能となり、花や昆虫などの撮影で試してみたいレンズだ。

レンズ構成は非球面レンズ1枚、EDレンズ3枚、スーパーEDレンズ1枚を含む12群16枚。フローティングフォーカス方式の採用することで、収差が顕著に現れるマクロ撮影時でも高い解像感を実現しているという。

またシフトブレに対応した手ブレ補正機能を搭載し、リニアモーターを搭載で高速かつ静音なAFを実現している。

主な仕様

●レンズ構成:12群16枚(非球面レンズ:1枚、EDレンズ:3枚、スーパーEDレンズ:1枚)
●焦点距離:f=80mm (35mm判換算:122mm相当)
●画角:20.1°
●最大口径比(開放絞り):F2.8
●最小絞り:F22
●絞り形式:9枚(円形絞り)、1/3ステップ(全19段)
●撮影距離範囲:25cm -∞
●最大撮影倍率:1倍
●大きさ(最大径×長さ):約ø80mm x 130mm※先端よりマウント基準面まで
●重さ:750g※レンズキャップ・フード含まず

Xシリーズのレンズロードマップも発表!

本日(9月7日)のプレス発表会で海外取材陣から歓声も上がったのが、以下のXシリーズレンズの開発発表。

① 超広角ズームレンズ「フジノンレンズ XF8-16mmF2.8 R LM WR」
35mm判換算で12-24mm相当の焦点距離を開放F値2.8でカバーした超広角ズームレンズ。自然風景や夜景、建築物の撮影に適している画角だ。

② 望遠単焦点レンズ「XF200mmF2 R LM OIS WR」
35mm判換算で305mm相当の焦点距離を持つ望遠レンズ。XシリーズのカメラがAFの追従性や精度に自信を持つことからの開発と推察される。スポーツ撮影や飛行機や野鳥など被写体の動きが激しいの撮影に使いたいレンズだ。「フジノン テレコンバーター XF1.4X TC WR」や「フジノン テレコンバーター XF2X TC WR」の装着により超望遠レンズとして使えることになる。

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