思い出したくもない初日

予想紙を販売するブースのマダム。いわゆる「予想業者さん」がいらっしゃらなかったのは意外。コーチのコーチ屋さん、というシャレも不発に。ま、人そのものが少ないんですね。収益の大半はネットでの売り上げでしょうから。

高知競馬場の特観席はなんと400円!手作りっぽいザブトンはいいとして、イスも机も小さく、ずっと座っているのは辛いです。ガラガラでしたけど。

特観席の端にはなぜか公衆電話が。このご時世において、公衆電話で「ノミ屋にオッズやレース状況を伝える」ヤカラがいるのでしょうか?
今回は5名でのツアー。筋金入りの「ギャンブル依存症=廃人」である4名からすれば、ワタシなんて「末端構成員」に過ぎない。だモンで、なんというか、その、場がヒートアップしてくると現れるモードチェンジ、いわゆる「鉄火場状態」に耐え切れなくなってくるのよ。エスポワール号ですか、ここは? みたいな。そんな時に「ちょっと写真撮ってきまーす」とか言ってその場を抜け出すための便利ツールがカメラなんですワ。
散財力4倍。痛恨のツープラトン攻撃

まずは10コマ/秒の「メカ連写H」で撮影。もう押すだけで酩酊状態であろうとバッドな精神状態であろうと撮れちゃいます。■M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm IS PRO シャッター速度優先AE(1/320秒) ISO:オート

まあ、なんと細密な描写なんでしょう! 12-100mmF4 IS PROってば!! が、世の中の大半の人は馬のオシリなんかまじまじと見たことはない。

この日のパドックはほぼ灼熱。3分でイヤになりました。それにしても、パドックなのに周回もしないで、ただポツネンと立っているお馬さんには驚きました。歩くのもイヤなのに走らせるんですか?
馬券的には皆で予想&購入資金を供出して買う「共同馬券」(3連単フォーメーション)と勝手に個々で買う「個人馬券」があり、かなり忙しいです。酒も入っているし…。だからワタシなどは共同馬券が当たらない限り、ストップ安まっしぐらの歩み値みたいなノリで次々と所持金が減ってゆく。が、件の4人はその辺のバランスを考えているんでしょうね。小さくガッツポーズを決めていたりするんですよ。ま、基本的な知識が豊富、というのもあるのでしょう。世間的には廃人ですが。
後編へ続く。きっと。


高知市内=競馬場を結ぶ無料送迎バス。明らかにどこぞの観光バスの流用と思われるが、異様にゴージャス。んでも一日一便(この日は)。