お気軽な手持ちマクロ。んじゃ、そろそろ外に出てみよう!でも、花や虫(そもそも撮れないが)、ましてや「料理」なんて撮るのはハナから「負け」を認めたようなもの…と意気込んでいたものの、いやー、ダメだったわ。オレも撮ります、ヤキトリ…。
タイトルバック:出がけに一升瓶を集積所に持ってゆけとのオファーがあったので、玄関のドアを出てまず1枚。プラス2.3露出補正がイイ感じも、これでは屋外だかなんだか分からないので意味ナシ。
★それって広角が正解じゃーん
屋外で撮るってからには、手前にメインの被写体がバーンとあって、背後に面白い添景…というのが王道でしょう。でもね、それってまんま広角レンズの得意ワザのような気がするの。それにコッチはそもそも標準レンズ(35mm判換算60mm)だから、デフォルメの効果とか望めない。ひたすら被写体に寄るしかないのだが、そうなると今度は背景がほぼ分からなくなる。かといってフツーにとればフツーの標準レンズでしかない。
★無理クリマクロ
やっぱ「マクロならでは」という観点から考えれば、ひたすら寄るしかない。が、屋内よりはるかにブレやすいし、街中でヘンな動きをしていると、このご時世、通報されるおそれもある。でもって、寄って撮ったところでそんなに報われるのかというと…まったく報われていない気がする。やっぱり素直に「セミの抜けガラ」とか「アジサイ」を撮るのが正解なのでしょうか?
★標準レンズ1本勝負としてイチから出直す
というワケで、完敗。アイデアナシ。カメラ雑誌の編集者、この程度です。マクロレンズ=花、虫、あるいは趣味の小物撮影というのがよーく分かりました。「屋外」で「手持ち」で「通報」されずに撮れるような写真は思い浮かびませんでした。ええ、これからは標準レンズとしてフツーに撮ります。勉強します。写真学校の生徒さんとか若いお嬢さんが首から50ミリレンズをぶら下げている、あーゆー感じですかね。違いますか?