初心者は猫カフェに行ってみよう!
「ペット写真を撮りたいけどペットを飼っていないんです」そういう方には猫カフェをお薦めします。猫カフェでは一緒に遊んだり、気軽に撮影することができるのです。猫カフェに入ったら、まずはネコたちの自然な様子を撮影しましょう。
ほとんどのネコが人に慣れているので、かなり近づいて広角レンズで撮影することも可能です。猫カフェ内には他のお客さんもいるので、写り込んでしまう場合には望遠レンズに替え、絞りを開放値に設定、背景をぼかして撮影したいですね。
ネコちゃんは興奮した時、暗い場所で瞳が大きくなります。猫カフェでは基本的にストロボ撮影がNGなので、暗いようならISOを高感度にし、シャッター速度を1/250秒以上にしてブラさないように注意しましょう。
オモチャやオヤツなどを使い、ペットを擬人化して撮る!
動物たちをよく観察していると、まるで人間のようにたくさんの表情を見せてくれます。ペットの場合は、ある程度コントロールして表情を引き出すことが可能です。ネコの場合は、ネコじゃらしを使って表情を引き出します。興奮して口を開けた瞬間が叫んでいるように見えたり、手を出したしぐさが踊っているように見えたりします。
イヌの場合はオモチャやオヤツを使っての撮影が有効です。オモチャを噛ませたり、音を鳴らして興味を引き、さまざまな表情を引き出しましょう。普段聞いたことのない音を聞かせると、首を傾げたり不思議そうな表情を見せてくれます。
撮影と解説は小川晃代さん
小川さんはトリマー、ドッグトレーナーをはじめ様々な動物資格を保持するペット専門フォトグ ラファーの「ペトグラファー」。 今までに撮影した頭数は3万頭以上に及ぶ。著書には「ころころマンチカン」「いぬのココロがわかる本」「ねこのココロがわか る本」(ぶんか社)、「ペトグラファーが教える ペットの可愛い撮り方」(日本カメラ社)、「ねこもふ。ごーじゃす」(宝島社)他がある。
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