月カメ2020年2月号の第一特集「ソニーを止めるな!」では、ソニーαシリーズと、そのライバル機種のアウトラインをP036-037で紹介しております。「文字が小さくて読みづらい!」とのお声がございました。

富士フイルム X-T3

ライバル陣営の多彩なスペックやラインアップを前にしてみると地味さの隠せないX-T3 ではあるが、実はAPS-C機としては最良クラスの高品位なEVFを持つミラーレス機でもある。X-H1とドット数や接眼光学系は同じだが、覗き比べると溜息が出るほど違うからX-H1ユーザーとしては使う度に悔しさを感じる1台。

完成度も高くAF-C 性能も大幅に向上していることも併せて、このカメラなら動体が撮れるという信
頼感にも繋がっている。画質については進化の幅が小さいが、APS-C 機の最高峰に君臨していることを実感できる良機。

●発売日:2018年9月20日
●大きさ・重さ(バッテリー・カード含む):132.5×92.8×58.8㎜・539g
●実売ボディ価格(税別):18万4500円

富士フイルム X-T30

X-T3 の撮影性能をコンパクトボディに詰め込んだ素敵カメラ。ちなみに画質はX-T3 と全く同一だ。EVF 性能など一部のデバイスがサイズに合わせてスペックダウンしているが、軽さと小ささという大きな武器を持っている。ボディの小ささが災いして、大口径ズームレンズとのマッチングは正直微妙。三脚使用時にレンズがヒットするので、そもそもの製品コンセプトが手持ちスナップや単焦点レンズとの組み合わせを想定しているように感じられる。

ライバルと比べるとフルオートの性能がやや低く、撮影者が積極的に介入した方が結果が良好なので、エントリーユーザー向けとは言えないけれど、そのくらいの方が経験者にはほど良いのかもしれない。

●発売日:2019年3月20日
●大きさ・重さ(バッテリー・カード含む):118.4×82.8×46.8㎜・383g
●実売ボディ価格(税別):10万9500円