平成の世との別れのとき。
そのさよならの向こう側に、燻るように、しかしギラギラと輝き続ける昭和が、
確かに私たちを照らしているのを感じる。
失われゆく昭和よ、来たるべき次代を照らす文化とならんことを。
音楽、ファッション、映画などのサブカルを中心にヴィンテージまみれの青春を20年以上ひた走る「おじさん女子」2人組L’amritaが、昭和歌謡の世界を、令和を迎えた日本を舞台に繰り広げます。

初の男性登場シリーズ!下北沢で「同棲時代」なフォトセッション

この「昭和という名の残照に」も今回で7シリーズ目。時には冒険もしてみたいのが人の性…
ということで今回は初めての男性モデル起用です。しかも二人も!
今回登場していただいたのは、「大人の男子校」劇団の東京ミルクホールから、佐野バビ市さんと新城侑樹さん。

ちょっと「いいとこのボンボンっぽい」のが魅力の新城さんには、遊び人の優男を。
劇団で女形を務めている佐野さんにはその年上彼女を演じていただきました。
今回のお散歩のテーマは、「いつもの街を新婚旅行気分でお散歩」。
キャベツばかりをかじっている夢だけいっぱいのカップルが、お給料日におでんを買い込むあの気持ちで、私のホームタウンをお散歩してもらいました。

だから今回はいつもよりフィクション要素を大増量。令和に息づく昭和、虚構からちらりと覗く現実のドキドキ感…いろいろな夢とうつつを行き来する不思議なシリーズの始まりです!