日頃の読者の皆様のご愛顧にお応えして、月刊カメラマン2018年5月号で実施した、メーカー各社の人気商品「創刊40周年記念! モニター & BIG プレゼント!!」。当選者の方から使用レポートが届きました。今回は用品メーカー エツミに提供していただいたトートスタイルのカメラバッグ「ジュリエッタフォト トート」 を蓑田秀樹さんがレポートします!

カメラバッグ総じてはダサイ!?

ON。全く違和感はありません。

私はストリートスナップを撮っていますが、その際カメラバッグではなく普通のカバンにインナーケースを使用しています。その理由は、カメラバッグは「いかにもカメラ趣味のオジサン」「街に溶け込まなく浮いている」「どう見ても観光客のおのぼりさん風」などなど、色々ありますが「カメラバッグ総じてはダサイ!」これに尽きます。
カメラバッグに見えないデザインの物は多々ありますが、この製品を使ってみたいと思った理由は、①「上質な本革製」②「スナップには必要にして十分な容量」③「普段の通勤にも使える」この3点です。

街中スナップとしての容量は十分。

OFF時。これはこれで様になっていますね。

<良い点>
1:シボ革なので、多少の雨でも染み込みにくい。
2:ストリーとスナップカメラ&単焦点レンズ一組だけの一本勝負。あれこれ持って行かないので十分過ぎる容量。予備バッテリーとペットボトルや財布などが入ればよい。
3:休日のジーンズ&スニーカーだけでなく、スーツ&革靴にもマッチするデザイン。
<もう一歩な点>
1:スムースレザーではないので、いわゆる「エージング」を楽しめない。本革なので重い。シボ革はとても柔らかいゆえに自立しにくい。
2:私の用途でいえば少し大きい。
3:ダークブラウン&ブラックのコンビカラーが無難すぎる。もっと攻めた色があっても良いと思う。(ワインカラー等)

3点掛けができたらもっとよかったかも…。

ほかに気付いた点は
●ファスナーの開閉はとてもスムーズで良い。
●バッグ本体の収納スペースは、「外ポケット1つ」「外マグネット仕切り」「内ポケット2つとペンホルダー」「タブレットスペース」と、よくあるビジネスバッグとまったく同じで、特徴的な機能が見当たらない。
●スポーツ自転車に乗るので、ショルダーストラップを2点だけでなく3点掛けができて「簡易リュック」のように使えればさらに良いかも。

蓑田秀樹さんと写真との関わり

デジタルカメラを始めた当初は一眼レフでネイチャーフォトを撮影していましたが、とあるSNS内で一枚のモノクロスナップを見たことをきっかけに、ストリートスナップに転向。街中での撮影でも違和感がないように、小型で軽量・静音のミラーレスカメラやコンパクトカメラを愛用すると共に、もう一つの趣味の自転車を利用して撮影の足にしています。