博多に来たら「カクウチ」で飲まな!
角打ち(カクウチ)は、酒屋の店内で立ち飲みすることですが、今の角打ちスタイルの発祥の地は、福岡の北九州市の炭鉱地帯と言われています。当時24時間稼働していた炭鉱。夜勤明けの炭鉱労働者のために朝から安価でサクッと飲める酒屋が大流行しました。現在でも北九州市内には150 軒を超える角打ちがあるそうです。
赤のワンピースが素敵な中国出身のバイセツちゃん。初めての角打ち気に入ってくれたみたいです。
ここ博多でも近年おしゃれな角打ちが、増えました。呑んべえの私には嬉しい限りです。常連さんには在福の外国人もいっぱい。角打ちの一番の醍醐味は、隣で飲んでる知らない人とも、すぐお友達になれちゃうところ。(もちろんひとりで、しみじみ飲みもアリですよー)今日も、角打ちではいろんな会話が飛び交います。
一升でも2000円ちょいで飲めます。 地元・福岡の銘酒「白糸」!
なんと!ムール貝まであります!流行りの鯖缶や九州限定のレモンサワーも。
女性客が多いのも納得です。
これでたったの990円!博多名物、ごぼう天もあるとよ。
一升瓶見ると、なんでかワクワクするとよね(笑)
常連さんには在福の外国人もいっぱい!
博多にお越しの際は、ぜひ『カクウチ』へ寄ってって〜きっと素敵な出会いがあるけんね〜
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撮影&レポートは馬場さおりさん
生まれも育ちも福岡の博多っ子の写真家。大学卒業後、事務員として働いていたが、ひょんなことから写真家になろうと思いたち、九州産業大学大学院芸術研究科入学、博士後期課程修了。大学院在学中に若年性乳がんを患い闘病するも復活。博多で朝まで飲み歩く日々。ジンソーダとアートとエロス(下ネタ)をこよなく愛す。2016年ソニーギャラリー銀座にて作品”The View Through My Blood” を発表。その他、コニカミノルタギャラリー新宿、上野の森美術館、福岡アジア美術館、アクシスギャラリーなどでのグループ展に多数参加。芸術博士。日本写真芸術学会会員。日本写真学会会員。