さる4月28日に「ニッコールレンズフォトツアー No.9 近江鉄道撮影ツアー」が開催されました。そのレポートをお送りします!

◆チャーターバスでピンポイント移動

ちゃんと集合時間を守ってくれるからスケジュール通りに運ぶんですねぇ。

まずは第1撮影ポイントにてクラシカルな鉄橋と近江鉄道の組み合わせ。

現場ではワイドから超望遠まで、様々なニッコールレンズが貸し出されます。

こちらは話題の180-400mmズーム。助川先生がバッチリとセッティングしてくださいました!

集合時間は午前9時。早朝ということで、ここまではマイカーで来られる方もいらっしゃいました。貸し出しレンズも数多く用意されていたのですが、そこはやはり「自前のニッコールレンズ」で撮りたい、という気持ち、よーく分かります。
会議室での1時間ほどの座学の後、チャーターバスにて撮影ポイントに移動します。今回は「初めての鉄道撮影」という方もいらっしゃいましたが、何の心配も不要です。すべて助川先生におまかせあれ!

◆すべてオンタイム! ロケハン=スタッフの努力の勝利!

手前の田んぼを利しての「水鏡」にチャレンジ。車両通過時に風が止むかどうかは運次第!

「水鏡」の条件が微妙に安定しないとのことで、「形式写真」にスイッチ。

第4の撮影ポイントでは、ワイドレンズを駆使しての「鉄道風景」。超望遠からワイドまで、すべて使います!

ローカル線ゆえに、効率良く撮影するには撮影ポイントの移動が不可欠。今回のツアーでとても印象に残ったのは、この緻密なスケジュールがほぼ完ぺきのトレースされたことです。聞けば企画の段階から助川氏がタッチし、スタッフと共に事前のロケハンはもちろん、徹底したシミュレーションを行っていたとのこと。さすがは鉄ちゃんですな。
と、その助川講師。とにかく、とにかく、ずっとしゃべっておりました。こんな人、見たことありません。いや、いい意味でですよ。「サービス精神」を越えています。

◆近江鉄道を貸し切り!!

近江鉄道「日野駅」から貸し切り車両が出発!

「貸切」の文字がステキです。

ここでのテーマは「車窓風景」! まさにそのまんま!

で、このツアーのハイライトです。なんと近江鉄道の車両(2両編成)を貸し切って、1時間40分も走らせちゃいました! 途中停車した駅では運転手さんのサービスで行き先方向幕のLEDをグルグル変えてもらったり、もうタイヘン。 
再び会議室に戻り講評用の画像選びをする頃には、みなさんすっかり打ち解けて、会話も弾んでおりました。ともあれこのツアーの成功も、お客さんの協力があってこそ。ニッコールユーザーに幸あれ!

◆この日のスケジュール

  09:00   集合(米原公民館)
09:00~09:40 オリエンテーション
09:50~10:40 チャーターバスにて移動
10:40~11:22 撮影ポイント① 近江鉄道+陸橋
11:40~12:15 撮影ポイント② 新幹線流し撮り
12:30~13:10 昼食
13:15~13:40 チャーターバスにて移動
13:45~14:25 撮影ポイント③ 水鏡 編成 
14:30~15:10 チャーターバスにて移動
15:15~15:55 撮影ポイント④ 鉄道風景
16:05~17:40 貸し切り列車にて移動 撮影 車窓風景
18:00~20:00 講評会(ひとり1~3点) 講師作品紹介
  20:00   解散