今回のテーマは『誘惑』。
その『誘惑』は、コトを始めとする誘惑ではなく、いつも一緒にいながらも、改めて私(ここでは撮り手)に誘いをかけてくる場面。私はいつも流れる時間の中で、彼女に視線を向けるたびに艶かしい姿・表情。そんな彼女にたじろぎながらもドキドキが止まらない…。
『誘惑』。おねだり…。
今回は、彼女がシャワーをかけて…とねだってくるシーンを。僕(この場合は撮り手)は「服、着たままだよ」と尋ねるけど、いいの、と彼女。シャワーを手にしながら、僕は目のやり場に困る。お湯の熱で上気した肌、ささやくような視線…いつも一緒にいる彼女なのに、なぜこんなに色っぽい眼差しなんだ!?
このシーンは、彼女に言われるがままにシャワーをかける僕(撮り手)がドギマギしている雰囲気で。
『誘惑』。釘付け…。
ドレスを着たままシャワーをかけ、ビッショリとなった服を脱ぎなよ、と促す。恥ずかしそうに向こうを向きながら脱ぐ彼女。肌を伝わる水滴、うきあがるヒップライン。誘ってきた彼女がその誘いを引いた時、今度は僕が彼女に釘付けになってしまった…。
窓から差し込む夕方の日差しがサイドにあたり、彼女のラインを浮かび上がらせ、水滴を輝かせる。彼女の腰回りを追う視線に合わせて、やや低めのカメラポジションで撮影。
萩原「今回はいのうえさんからのテーマ提案で『誘惑』を撮影してみた」。
かなり二人で場面についてあれこれ話し合ったけど、自分から誘惑することのないいのうえさんは、経験という意味でも、なかなかカタチとして表しづらかったかな?
いのうえ「『誘惑』って、自分で言いだしておきながら、とっても難しいテーマだったですねw」。自分に引き出しがない分、助けてもらっちゃった感じです。ありがとうございました!
萩原「いやあ、いのうえさんがかなり大胆なことを口にしてくれたじゃないw」。
いのうえ「シャワーは気づきでしたね。水を使っての撮影は、今後もっと挑戦したいなw」。