◆世間一般様のフード認識

画像: ◆世間一般様のフード認識

編集部:フードは付けるべきである?
豊田:付けた方が好ましいです。
山田:でも、フードを逆方向に付けるのが今の流行りみたいだから(笑)
諏訪:ホントいっぱい見ますね。逆付けのまま撮ってる人。運動会とかだと特に多く見る。
豊田:バンパーだと思っている人もけっこういますよ。
山田:レンズ本体に傷を付けないためのもの。
編集部:たしかに逆付けならバンパーとして通用するかも。
諏訪:それってネタではなくて、本気でそう思っているの? 
山田:YouTuberで真面目に言ってた人がいるんですって。(レンズ)本体に傷が付くと下取りの時に安くなっちゃうからって。
編集部:じゃあ、ずっと逆付けのままって人もいそうですね。
豊田:そもそもフードそのものを知らない人もいるので。
諏訪:正しい使い方を教えてあげると「これ、取れるんだ?」 とか言われる時もあります(笑)
山田:でも、逆付けだとどう考えても使いにくいだろう。
金城:いや、ピントリングを触らないから分からないのかも。
諏訪:(逆付けだと)ズームリングをカバーしちゃってるやつとかもあるよね。
金城:そういうレンズもありますね。
山田:もしかしたら、ちゃんと理解して使ってる人の方が少ない気がするな。
諏訪:運動会だと、フードを付けている人の7割ぐらいは逆付けだったっと思います。
編集部:なんと。そうなるとフード=バンパー説の方が世論としては正しいのかも(笑)
豊田:ちゃんと使ってるな、と思ったら同業者だったっていうのはよくあります。
山田:そういうオチが(笑)
編集部:つまりはフードの役割が浸透していない、ということ?
金城:それもあるし、良いことばかりではないから。とくに花型(フード)の場合、斜めって付けてるとケラレちゃいますからね。
諏訪:僕らはレンズにフードが付いていない、というだけで感心しないけど、もしかしたら別売にした方がいいのかも。同梱しても逆付けにしかしないんだったらね。
豊田:おそらく製品価格は数千円は下がるかと。
編集部:キヤノン方式。
山田:フードを付けていたら、取材現場で怒られたって女性カメラマンがいたよね。
諏訪:会場によってはありますよ。
豊田:加害性が出る、攻撃性がある、という判断でしょうね。当たると相手を傷つけちゃうとか。
山田:僕は他のカメラマンに怒られたっていう話を聞きました。
諏訪:あとね、政治系の報道とかはフードNGなところが多いです。変なルールがあるんですよ。腕章を腕に巻いてはいけないとか。
編集部:なんでよ? 腕に巻いてこその腕章でしょうに。
諏訪:いや、腰周りとか見えるところにぶら下げなきゃいけないみたいなんです。よく分からないけど。
豊田:腕に沿って何かを隠したりするのを防ぐ意味とかがあるんじゃないですか?
編集部:「タクシードライバー」(映画)のスリーブガンみたいな? シャキーンって銃が出てくる?
金城:デ・ニーロ! トラヴィス!
山田:まだそこまで物騒な国ではないので(笑)。フードNGは、そもそもストロボがケラレるっていうのが大きな理由だと思うけど。
編集部:フードはメーカー推奨の純正品が一番いい?
諏訪:とは限らないです。機能として合っていれば何でもいいです。ただ、純正であれば間違いないでしょうね。
編集部:純正よりも高級なフードとかってあるの?
豊田:金属の削り出しのやつとか。フジツボフードのすごく高価のものもあります。
金城:昔でいうと繰り出しのジャバラですね。ハッセルとかはそういうフードでしたよね。
諏訪:ハッセルとか中判マミヤとかは純正でジャバラフードを出していたから。
山田:あの辺ね、今は中古で安いんだよ。ジャンク品で。ハッセルのフードは、こないだ1500円ぐらいで買った。
諏訪:マジ?
山田:逆にマミヤの方が高かったりするんだよ。レンズに取り付けるフィルター径がJIS規格なので、汎用性があるから2250円だった。
諏訪:欲しくなってきたな。フィルターも入れられるしね。
山田:そう、そこがまたカッコいいんだよ。三脚に載せるとサマになる。プロみたい(笑)

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