コンデジ回帰!! というのがホントなのかどうか分かりません。が、ポツポツとではあっても、各社から新機種がリリースされつつある今日この頃。よーく考えれば、コンデジにも最新の技術が採用されるのですから、我々が知っている「ちょっと昔のもの」とはガラリと変わっているはずですよね!

ポケットの中の望遠番長! 

Webカメラマンファンの皆様こんにちは。1年ちょっとぶりのオリモトです。さて諸君、われわれ写真家の多くが悩まされている職業病をご存じでしょうか? 「あ、わかった。あれでしょ、カメラを愛するが故に色々こじらせるってヤツでしょ。レンズ沼とか。かくいうアタシも患者でやしてね! ぐっふふ」

と答えた奴はデジカメWatchに行け! カメラバカにつける薬でも処方してもらってこい! でも、面白いよなアレ。そう、われわれカメラマンの多くが悩まされている職業病といえば「腰痛」。原因はほぼ判明しております。カメラ機材が重いせいなのです。
 

日常的にボディ2台にレンズ3本あんど2灯と三脚なんぞ担いでたら肩腰首いずれかに致命的なダメージが蓄積するのは当たり前です。知と負の蓄積はいずれどこかで爆発するものであります。そこで諸君らの健康のためにもプロカメラマンとしておススメするのが「機材の軽量化」でございます。んもう、軽量化のためなら、あらゆる犠牲を払う所存で望んでほしい。

よく言う「健康のためならシんでもいい」というアレです。「平和のために戦いを続ける」というヤツでもあります。それがカメラならファインダーくらいくれてやる覚悟で軽量化に励むべきなのですぞ。そこでおススメしたいカメラがコチラ!

パナソニック LUMIX TZ99 主な仕様

画像: パナソニック LUMIX TZ99 主な仕様

●センサーサイズ:1/2.3型
●レンズ(35㎜判換算):24-720㎜F3.3-6.4
●最短撮影距離:50cm(AFマクロ時3cm)
●有効画素数:約2030万画素
●ISO感度:80~3200(拡張6400)
●最高連写(AF追従):5コマ/秒
●液晶モニターサイズ:3:2 3.0型 184万ドット
●液晶モニター機能:タッチパネル
●記録メディア:SD/SDHC/SDXC(UHS-I)
●大きさ・重さ:W112.0×H67.8×D43.1mm・280g(本体のみ)

ワイド側から望遠テレ側までこれ1台でこなぜる万能&高倍率ズーム機! たいていのスマホカメラじゃ太刀打ちできない望遠側の圧倒的なパフォーマンスと一眼レフやレンズ交換ミラーレスにはない軽快感!

約2030万画素、広角24mmから720㎜の光学30倍ズームレンズは描写に優れたLEICA DCレンズ。30fpsで撮影した映像から一瞬を切り出せるパナソニック独自の「4K PHOTO」など、撮影機能はミラーレス一眼並みの実力。フォーカスだって後から選べるフォーカスセレクト機能もついて本体約280グラム! 軽いよ!

さぁ、それではその性能の一端を検証してみようではありませんか。

画像1: さぁ、それではその性能の一端を検証してみようではありませんか。

本体質量約280g、メモリーカードバッテリー含めても約322g。ボディ寸法はだいたい幅112㎜、高さ68㎜、奥行43㎜。石鹸ケースよりひとまわり小さい感じです。

ちっちゃくて軽いのにズーム比率30倍!

ライカレンズは描写力のバロメーター。こんなにコンパクトでも9群12枚(非球面10面5枚) LEICA DC VARIO-ELMAR。

画像2: さぁ、それではその性能の一端を検証してみようではありませんか。

換算720ミリ望遠時にはここまで伸びます。

画像3: さぁ、それではその性能の一端を検証してみようではありませんか。

多彩自在なモニター角度。自撮りモードもかんたん。

画像4: さぁ、それではその性能の一端を検証してみようではありませんか。

必要なボタンは最小限。シンプルで快適。

画像5: さぁ、それではその性能の一端を検証してみようではありませんか。

旅行けば快適充電タイプC。

画像6: さぁ、それではその性能の一端を検証してみようではありませんか。

小型軽量、しかし持続力十分なバッテリー容量。CIPA規格で約380枚撮影。

画像7: さぁ、それではその性能の一端を検証してみようではありませんか。

高品位なボディは手にする喜びを感じ、確実な操作系には頼りがいを感じる。

んでは30倍ズームの実力拝見! 

画像: んでは30倍ズームの実力拝見!

レンズはワイド24mm相当、フォトスタイルは「風景」。トワイライトなビーチでTZ99を起動しました!

レンズ画角100㎜

画像: レンズ画角100㎜

ミラーレス一眼の標準ズームレンズだとテレ側でもせいぜいこれくらいですよね?

レンズ画角300㎜

画像: レンズ画角300㎜

スポーツ取材の標準レンズ的画角。でも、実際にはやや物足りない感じ。

レンズ画角600㎜

画像: レンズ画角600㎜

超望遠レンズといえばこれくらいは寄りたいかと。鳥を撮るならまずは600ミリ相当ですよって。

レンズ画角最大1440㎜(超解像ズーム)

画像: レンズ画角最大1440㎜(超解像ズーム)

ライオンキングならサークルオブライフがかかりそうな夕日が撮れるコンパクトデジカメ、それがパナソニックTZ99です。ナーイゴンニャマ。ハクナマタタ。

光学系最大720㎜作例 フォトスタイル:ビビット

画像: 光学系最大720㎜作例 フォトスタイル:ビビット

日本にいるキツツキの仲間では最小のコゲラが近くに遊びに来ました。素早い起動と一気に720㎜までズームが効くTZ99ならではの野鳥スナップです。

光学ズーム+超解像ズーム1440㎜相当 フォトスタイル:ビビット

画像: 光学ズーム+超解像ズーム1440㎜相当 フォトスタイル:ビビット

対岸のカワウの営巣地をこのサイズまで引き寄せる超解像ズーム1440㎜。必要な機材はポケットから取り出したTZ99のみ。ちなみに一眼レフで同じ画角を得ようとしたらカメラボディ+超望遠レンズ+テレコンバーター+三脚それもとりわけゴツイやつ+折れない心と体力、が必要になります。

高感度でズーム(ISO800)

画像1: 高感度でズーム(ISO800)

とあるビルのロビーで素敵なギターライブに出会いました。きっとスマホで撮ったらこれくらいの画角で満足しなくてはならないでしょう換算24㎜。ISO800。

画像2: 高感度でズーム(ISO800)

換算720㎜の光学ズームの威力で甘く優しいギターの指使いまで写しとることができましたー!

ルミックス得意の4Kフォトもそつなくこなします!

画像1: ルミックス得意の4Kフォトもそつなくこなします!
画像2: ルミックス得意の4Kフォトもそつなくこなします!
画像3: ルミックス得意の4Kフォトもそつなくこなします!

この機能がついてるカメラを所有しているにもかかわらず、あまり利用している人が少ないのではと感じる4Kフォト。いわゆるミラーレス一眼でいうところのプリキャプチャー機能であります。

これさえあれば、反射神経頼みだった電光石火のシャッターチャンスもカメラを構えていればなんとかなってしまうんですよ。実際は、まぁ、そんなに単純ではなかったりもしますが…。

ともあれ、他にも野球でのバッターインパクトの瞬間とか陸上自衛隊富士総合火力演習とか赤い涙をジャーッと放つどこぞのトカゲの撮影とか、そういうので大活躍しそう。

普通のデジカメではとうてい撮影できないタイミングのカットでもTZ99の4Kフォト/プリ連写の機能をもってすればいとも簡単! 望遠撮影が楽しくなる撮影機能です。

超解像まとめ

画像: 富津岬の最突端、明治100年記念展望塔より720mmで第一海堡を望む。「おい!マツダユーサクの映画であったろ"蘇る金狼"って! あれのロケ地があの島やで!」と連れのケバイ酒ヤケBBAに教えてる酒ヤケおやじの隣で「ちゃうで。ロケはその奥の東京湾第二海堡やで」と脳内で訂正しながら超望遠720㎜撮影しました。

富津岬の最突端、明治100年記念展望塔より720mmで第一海堡を望む。「おい!マツダユーサクの映画であったろ"蘇る金狼"って! あれのロケ地があの島やで!」と連れのケバイ酒ヤケBBAに教えてる酒ヤケおやじの隣で「ちゃうで。ロケはその奥の東京湾第二海堡やで」と脳内で訂正しながら超望遠720㎜撮影しました。

画像: ちなみにこれがワイド端です。うん。ゴイスー。

ちなみにこれがワイド端です。うん。ゴイスー。

寄る年波に勝てないカメラマンが最後に駆け込む高倍率ズームコンパクトへのいざないはいかがでしたでしょうか? 言い方をかえると「釣りは鮒に始まり鮒に終わる」的な感じです。

カメラへのとっかかりとしてまずは気楽に楽しめる高倍率ズームコンパクト。それから長い人生の途中に高級フラッグシップデジカメへ移行するのも良いでしょう。逆に超高級スマホ内蔵エフェクトカメラを駆使するクリエイティブな生活も刺激的です。

しかししかし、ふと立ち止まり、樹々を見上げて梢で遊ぶ小鳥たちを見上げた瞬間! ここですぐにカメラバッグやキャリーケースからド級レンズと横綱カメラを取り出せますか? そのスマホで小さな希望を引き寄せることができましたか? 

そう、そんなときこそ散歩ジャケットのポケットから取り出すのにふさわしいのが30倍ズームのコンデジなのです。うふふ。

画像: ■300㎜相当 絞りF5.8 1/800秒 ISO100

■300㎜相当 絞りF5.8 1/800秒 ISO100 

カメラをポケットに仕舞いかけたとき、丁度飛来したチヌークヘリ。沈む寸前の夕日をからめて収めようとしたのですが、それぞれ画面の端と端。まぁ、これはこれで雄大感があって良しと帰宅。が、あとで拡大してみるとヘリのシルエットをシャープに描写していたのにビックリ! 

This article is a sponsored article by
''.