カメラ&写真業界では「トンボの田中さん」で知られる田中博さんの写真展「東京トンボ日記」が2024年5月31日(金)~ 6月11日(火)、東京スカイツリー近くの新しいギャラリー下町画廊 VOL VOLARE[ボルボラーレ]で個展を開催します。
画像: 田中 博 写真展「東京トンボ日記」|2024年5月31日(金)から6月11日(火)、下町画廊 VOL VOLARE[ボルボラーレ](東京・墨田区八広)で開催。

田中 博 写真展「東京トンボ日記」概要

下町画廊 VOL VOLARE[ボルボラーレ]は、舞台写真家・高島史於さんが、床屋さんだった一軒家の2階をご家族でDIYによって開設したギャラリーだそうです。

画像: 田中 博 写真展「東京トンボ日記」概要

田中博さんの写真展への思い

「東京ではトンボを見なくなりましたね」とよく言われますが、東京都内でもトンボをたくさん見ることができます。日本は約200種類のトンボが生息するトンボ大国。東京都内では、100種類以上のトンボが確認されています。

トンボは前にしか進まず退かないところから、「不転退」の精神を表すものとして、特に武士に喜ばれて「勝ち虫」呼ばれ、戦国時代には兜や鎧などの武具に用いられました。また、「夕焼け小焼けの赤とんぼ…」「とんぼのめがねは水色めがね…」と童謡に唄われるように、我々日本人にとってトンボは身近な昆虫のひとつです。

小学生の頃、私は昆虫少年で、もっとも熱中していたのはトンボ。オニヤンマやギンヤンマは憧れの的で、カブトムシやクワガタよりトンボ、蝶よりトンボでした。理由はわからないのですが、水辺に棲むトンボの羽根の透明感が、子供の目には輝いて映ったのでしょうか。  

その後、大学生のときにカメラ店のプリントサンプルでカワトンボの美しい写真を見たとき、「少年時代」を思い出したのか、トンボの魅力に取り憑かれてしまいました。

私のトンボ撮影のテーマは「子どもの心」。網をカメラに代えて、昆虫少年の目に映った美しいトンボの姿を写真で表現したいと思っています。近年は東京に棲むトンボに興味を持って撮影しています。この写真展は、大人の方には子供の頃の気持ちを思い出していただきたいですし、子供たちにも見てもらいたい写真展です。

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