日本写真家協会(以下JPS)は「NAS(Network Attached Storage)/ネットワーク接続記録装置【SSD/HDD】」機器に関する入門セミナーを2024年1月24日(水)に開催する。JPSの非会員でも参加できる(※有料)ので、デジタルデータの保存に興味のある方はぜひ!
画像: JPS主催セミナーの様子

JPS主催セミナーの様子

「日本写真保存センター」の活動とは

JPSは「日本写真保存センター」(文化庁の委託事業)を運営している。主に歴史を記録したフィルム原板(ネガ)を収集・保存・デジタルアーカイブ化し、Web 公開などの二次的活用を促進させ、それらの資産価値を高める活動を行っている。

これまでに収集したフィルム原板は数百万点に上り、ここでデジタル化した画像を安全かつ効率的に保存し、効率的に検索できる体制のために、「NAS(Network Attached Storage)/ネットワーク接続記録装置【SSD/HDD】」を導入している。

写真の記録媒体がフィルムからデジタルデータへ移行し、その保存方法が永続的課題となっている。
大切な作品画像データをデジタルストレージ(DVD-R、BD-R、HDD、SDDなど)に複数保存しても、論理障害や物理的故障の不安も尽きず、通信ネットワークを生かした検索や共有等ができないこともある。

このセミナーでは、ハードディスクの物理的故障へのバックアップやネットワークを介してのデータ共有などが魅力の「NAS」機器について、「日本写真保存センター」をサポートする NAS メーカーSynology 社による NAS の概要説明、保存センターの運営に携わる保存センター委員会によるフィルム原板をデジタルデータ化する手法も交え、センターでの運用方法や委員個人での活用事例を紹介し、入門編としてその有用性を紹介する。

画像: 日本写真保存センターが採用したSynology社NAS機器

日本写真保存センターが採用したSynology社NAS機器

画像: Synology社のNAS機器、パーソナルモデル

Synology社のNAS機器、パーソナルモデル

本セミナーの開催概要

日本写真家協会(JPS)、写真保存センター委員会開催セミナー
「外付けハードディスクから一歩進んだデジタル画像保存術、プロが勧める NAS 活用法」
~日本写真保存センターNAS 導入事例など~
日時:2024年1月24日(水)14:00~16:00
場所:JCII ビル6階会議室及びオンライン予定 ※オンライン配信は会員向け限定
講師:Synology 社担当者、写真保存センター委員会:井上六郎・髙村達(予定)
会費:正会員は無料、非会員は 500 円(税込み)

申し込み方法

1月23日(火)16時までに、以下JPSホームページの申し込みフォームで登録。

もしくはメール info@jps.gr.jp 宛に
① 氏名、②JPS 会員・非会員の別、③会場・オンライン(会員のみ)の別、④連絡先(メール・電話番号)を記入して送る方法もある。

日本写真家協会の関連情報

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