LUMIX「小ネタ集」
LUMIX S 18mm F1.8
山田:冷静に考えると、18mmF1.8ってめちゃ明るいんだよね。
豊田:しかもこのサイズ(φ73.6×82.0mm)って考えられない。
今浦:めっちゃ軽いし(約340g)。
山田:だって18mmクラスでF2切る(フルサイズの)レンズってほかにある?
今浦:シグマくらいですよね。巨大なやつ。
山田:14㎜とはいえ1kg越えだよね。
諏訪:サイズ感でいうと、シグマの16mmF1.4(DC DN Contemporary)かな。でもあちらはAPS-C用だからね。
編集部:16㎜F1.4は420gあるので、ルミックスの方が軽い!
山田:実は18mmF1.8ってすごいんだよ。
今浦:そもそも18mmっていう焦点距離もちょっと久しぶりに見た感じがしますね。ここ最近はあんまりなかった。
山田:星屋さんからすると、意外なほど選択肢がないんだ。
編集部:この大きさに収めているっていうことは電子補正バリバリなんですか?
諏訪:やってるんじゃないかなあ。
山田:やっててもあまり気にならなくなった。もう麻痺したな。
今浦:入ってても、別にうまく撮れるならそれでいいかなって感じはありますけどね。
豊田:どこまで本気かは知らないですけど、これはできちゃった(レンズ)、ってパナソニックの開発者の方が言ってました。元々計画にはなかったレンズなんですけど、なんかやってみたらできちゃったからって(笑)
山田:それ、シグマっぽい(笑)。シグマにもそういう玉が多いんだよね。
豊田:シグマ135mmとかそうですよね。
山田:実はこんなのができちゃったんだけど。売っていい? みたいな。
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LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.
編集部:(LUMIX S1は)いつもながら巨大なボディですね。
諏訪:24-105mm F4に関しては、ボディがでかい方がバランスがとりやすいです。S5だとバランスがいまひとつで、どうしてもバッテリーグリップが必要になってくる。
豊田:F4が昔のF2.8くらいのサイズですよね。
山田:いつも言うけど、惜しむらくはパナソニックのレンズを使ったことのある人が少ない。それが一番かわいそう。いいレンズが多いんだけどね。
諏訪:極端な話、このキットズーム以外でパナソニックのボディに純正のレンズをつけてるのをほとんど見たことがないんですよね。
山田:俺もSレンズはテスト以外で付けたことない。わー、言っちゃった(笑)
諏訪:だからそこは、パナソニックが頑張らなきゃいけないところなんだよ。
山田:結局24-105mm以外は全部シグマ。
豊田:パナソニックじゃなきゃいけないレンズっていうのがそんなにない。
山田:F1.8シリーズが、自分が欲しい画とは違うから。そうするとシグマになっちゃうんだよな。S70-300mmは魅力あるけど。
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LUMIXのレンズカタログ
今浦:(カタログの作例を見ながら)それにしてもレンズカタログなんだから、F16まで絞らないほうがいいかなって思いますけど(笑)
山田:いまや小絞りボケ補正って、カメラ内の機能にまでなっているけど、限界まで被写界深度が欲しい時以外は勧めない。小絞りボケで解像度やコントラストが低下するから、画質面で考えると最小絞り付近まで絞らない方いいよね。
諏訪:この画を見る限り、小絞りボケでそもそもが緩くなった画を後からデザイナーが直しているんだろね。
山田:写真としてどうかはともかく、レンズ性能を見せるためのレンズカタログとして考えると、これはないと思うぞ。
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