毎年恒例となっている日本レース写真家協会(略称JRPA)の写真展が、東京と大阪の2カ所にて開催される。また同協会主催の写真コンテスト入賞作品及びアワードの展示についても行われる予定。

日本レース写真家協会報道写真展『COMPETITION』

日本レース写真家協会報道写真展『COMPETITION』は、それぞれの会員による2022年の印象的だったモータースポーツシーンの写真を中心に貴重なヒストリックシーンを加え展示する。勝者の歓喜、敗者の落胆、スタート前のコンセントレーションなどモータースポーツも他のスポーツと同様に、数々の人間ドラマをより多くの人に届けることがモータースポーツフォトグラファーの役割。そんな想いを展示される一枚一枚の写真から感じとっていただければ幸いだという。

【東京会場】
キヤノンギャラリー銀座:東京都中央区銀座3-9-7
開催日:2023年 2月7日(火)~ 2月18日(土)開館時間:10時30分~18時30分
*日・月・祝日休館 入場無料
※新型コロナウイルス感染症の拡大等の影響によって変動する場合があります。
マシン展示:2022年鈴鹿8時間耐久ロードレース優勝マシンHONDA CBR1000RR-R
SP(長嶋哲太、高橋巧、IKER LECUONA)を展示予定(東京会場のみ)
【大阪会場】
キヤノンギャラリー大阪:大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト1F
開催日:2023年 6月20日(火)~ 7月1日(土)開館時間:10時00分~18時00分
*日・月・祝日休館 入場無料
※新型コロナウイルス感染症の拡大等の影響によって変動する場合があります。

2022 JRPAモータースポーツ写真コンテスト結果

JRPAは2016年度よりアマチュアフォトグラファーを対象としたモータースポーツ写真コンテストを開催している。第7回目となる同コンテストとは11月末に応募が締め切られ、全会員による投票の結果、二輪部門、四輪部門各グランプリを含む入選作品10点が選出された。
二輪部門グランプリには、ニコンイメージングジャパンより ニコン Z 50 16-50 VR レンズキットが、四輪部門グランプリには、キヤノンマーケティングジャパンより キヤノン EOS R10 RF-S18-150 IS STM レンズキットが、それぞれ賞品として贈られる。各部門グランプリおよび入賞作品は、日本レース写真家協会報道写真展「COMPETITION」会場に展示される。

グランプリ及び入賞作品

画像: 二輪部門グランプリ 横田大輔「Rising Sun」

二輪部門グランプリ 横田大輔「Rising Sun」

画像: 四輪部門グランプリ 野中翔平「WORLD CHAMPION」

四輪部門グランプリ 野中翔平「WORLD CHAMPION」

画像: 伊藤雅也「夕暮れを駆ける」
伊藤雅也「夕暮れを駆ける」
画像: 稲垣利康「斜光の贈り物」
稲垣利康「斜光の贈り物」
画像: 居附信行「蹴散らせ!!」
居附信行「蹴散らせ!!」
画像: 小川透「新風」
小川透「新風」
画像: 河内崇将「連覇」
河内崇将「連覇」
画像: 小山友嗣「Good Luck」
小山友嗣「Good Luck」
画像: 中野岳彦「Highlight」
中野岳彦「Highlight」
画像: 吉岡顕「拘り」
吉岡顕「拘り」

JRPA AWARD 2022 を選出

JRPAは2005年より「その年一番のフォトジェニック」を選ぶ「JRPAアワード」を、全会員の投票により決定している。2022年のJRPAアワードは、大賞に「TEAM IMPUL」、特別賞に「小椋藍」が選出された。

JRPA AWARD 2022 大賞 TEAM IMPUL

画像: 2022年のSUPER GT GT500クラスで第5戦鈴鹿では予選15番手からドラマチックなレースをみせシーズン初優勝。その後も勢いを保ち、第8戦もてぎで2位に食い込み、27年ぶりとなるGT500チャンピオンを獲得した。ドライバーの平峰一貴とベルトラン・バゲット、さらに星野一義、星野一樹親子の感情豊かな表情、カルソニックブルーのNISSAN Zは年間を通じてフォトジェニックであった。

2022年のSUPER GT GT500クラスで第5戦鈴鹿では予選15番手からドラマチックなレースをみせシーズン初優勝。その後も勢いを保ち、第8戦もてぎで2位に食い込み、27年ぶりとなるGT500チャンピオンを獲得した。ドライバーの平峰一貴とベルトラン・バゲット、さらに星野一義、星野一樹親子の感情豊かな表情、カルソニックブルーのNISSAN Zは年間を通じてフォトジェニックであった。

JRPA AWARD 2022 特別賞 小椋藍

画像: ロードレース世界選手権のMoto2クラスで2年目のシーズンを迎えた小椋藍(21)は、シーズンを通じて、日本のレースファンを熱狂させた。2022年は、過去最多の20戦が開催された。小椋は、3勝を含む7回の表彰台に立つ素晴らしい走りで、何度もランク首位に浮上し、最終戦バレンシアGPまでチャンピオン争いを繰り広げた。その中でも終盤の2戦は、積極的な走りを見せ、2戦連続で転倒しタイトルは逃したが、「チャンピオンになりたい」という強い気持ちを感じさせる熱い走りだった。また、3年ぶりに開催された日本GPでは、日本のレースファンの期待に応えて、見事、優勝を達成した。

ロードレース世界選手権のMoto2クラスで2年目のシーズンを迎えた小椋藍(21)は、シーズンを通じて、日本のレースファンを熱狂させた。2022年は、過去最多の20戦が開催された。小椋は、3勝を含む7回の表彰台に立つ素晴らしい走りで、何度もランク首位に浮上し、最終戦バレンシアGPまでチャンピオン争いを繰り広げた。その中でも終盤の2戦は、積極的な走りを見せ、2戦連続で転倒しタイトルは逃したが、「チャンピオンになりたい」という強い気持ちを感じさせる熱い走りだった。また、3年ぶりに開催された日本GPでは、日本のレースファンの期待に応えて、見事、優勝を達成した。

歴代受賞者:(敬称略)
第1回(2005年)大賞:服部尚貴 特別賞:伊藤真一
第2回(2006年)大賞:鈴鹿サーキット 特別賞:北川圭一
第3回(2007年)大賞:ヨシムラジャパン 特別賞:大嶋和也
第4回(2008年)大賞:松田次生 特別賞:石井正美
第5回(2009年)大賞:ホンダNSX 特別賞:青山博一
第6回(2010年)大賞:小林可夢偉 特別賞:伊藤真一
第7回(2011年)大賞:水谷 勝 特別賞:アンドレ・ロッテラー
第8回(2012年)大賞:中嶋一貴 特別賞:中須賀克行
第9回(2013年)大賞:山本尚貴 特別賞:加賀山就臣
第10回(2014年)大賞:中嶋一貴 特別賞:亀谷長純
第11回(2015年)大賞:TEAM IMPUL 特別賞:ヤマハ発動機株式会社
第12回(2016年)大賞:KONDO RACING 特別賞:中須賀克行
第13回(2017年)大賞:横浜ゴム株式会社 特別賞:有限会社ハルク・プロ
第14回(2018年)大賞:TEAM KUNIMITSU 特別賞:成田亮
第15回(2019年)大賞:LEXUS TEAMLeMans WAKO'S 特別賞:サイドスタンドプロジェクト
第16回(2020年)大賞:TEAMSUZUKI ECSTAR 大賞:山本尚貴×牧野任祐
第17回(2021年)大賞:SUBARU BRZ R&D SPORT 特別賞:中須賀克行

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