新生「OMデジタルソリューションズ」からの第一弾となったPROレンズ。近々明らかになると噂される「新ボディ」に先がけ、そのインプレッションをお届けします。

M.ZUIKO DIGITAL ED20mmF1.4 PRO 主な仕様

●焦点距離:20mm(35mm判換算40mm相当)
●最短撮影距離:0.25m
●最大撮影倍率:0.11倍(35mm判換算0.22倍相当 )
●レンズ構成:10群11枚
●最小絞り:F16
●絞り羽枚数:9枚(円形絞り)
●フィルターサイズ:φ58 mm
●大きさ・重さ:φ63.4×61.7mm・247g
●付属品:フード/キャップ

万能性を有した本格派高性能レンズ

画像: 日中晴天下、至近距離での絞り開放にしてボケ味を生かすために静音撮影(電子シャッター)に切り替えて撮影。至近距離でも合焦点はシャープで性能の変化がないのは素晴らしい。ボケもクセがない。 ■OM-D E-M1 MarkⅢ 絞り優先AE(F1.4) WB:オート ISO200

日中晴天下、至近距離での絞り開放にしてボケ味を生かすために静音撮影(電子シャッター)に切り替えて撮影。至近距離でも合焦点はシャープで性能の変化がないのは素晴らしい。ボケもクセがない。
■OM-D E-M1 MarkⅢ 絞り優先AE(F1.4) WB:オート ISO200

OMデジタルソリューションズから登場したレンズ、その第一弾=M.ZUIKO DIGITAL ED20mmF1.4 PROはマイクロフォーサーズ用の小型軽量、高性能の単焦点レンズだ。
35mm判換算で40mm相当の画角だが、広角と標準の中間に位置することから「準広角レンズ」「準標準レンズ」とも呼ばれ、パースペクティブも素直なので万能性がある。

実焦点距離は20mmだから、わずかに絞るだけで至近から無限遠までのパンフォーカス効果が得られるためスナップ撮影には有利だ。かつ、F1.4の開放F値近辺に設定すれば被写界深度が浅くなり、狙った被写体を背景から浮き上がらせることも可能だ。

マイクロフォーサーズの特性、さらにOMのタフネスを継承

画像: 肉眼で見つめているようなクセのない描写をするのがいい。窓からの鈍い光だけで撮影しているが、優れた階調の再現性はカメラの画質とレンズの描写の共同作業のようなものだ。 ■OM-D E-M1 MarkⅢ 絞り優先AE(F1.8) WB:オート ISO400 モデル:ひぃな

肉眼で見つめているようなクセのない描写をするのがいい。窓からの鈍い光だけで撮影しているが、優れた階調の再現性はカメラの画質とレンズの描写の共同作業のようなものだ。
■OM-D E-M1 MarkⅢ 絞り優先AE(F1.8) WB:オート ISO400 モデル:ひぃな

M.ZUIKO PROシリーズにラインアップされる本格派高性能レンズであり、スーパーED レンズや ED レンズ、スーパーHR レンズ、非球面レンズを一部に採用した10群11枚という贅沢なレンズ構成で、絞りや撮影距離による性能変化は感じることができない。

F1.4の大口径レンズなのに驚くほどコンパクトで軽量だ。これもマイクロフォーサーズ規格、すなわちOMシステムの交換レンズであるからこそその特性を生かし、小型軽量化にも成功しているのである。

重量は247g。防塵防滴と-10℃の耐低温性能を有し、レンズ最前面にフッ素コーティングを施し、水滴をはじき汚れも簡単に除去できるので、悪天候下でも安心して撮影に持ち出せるのが嬉しい。

画像: 準広角的な使い方を用いて少し絞りこみパンフォーカス効果を狙った。画面四隅まで均質性の高い高画質だ。クリアな描写も好印象である。 ■OM-D E-M1 MarkⅢ 絞り優先AE(F7.1) WB:オート ISO400

準広角的な使い方を用いて少し絞りこみパンフォーカス効果を狙った。画面四隅まで均質性の高い高画質だ。クリアな描写も好印象である。
■OM-D E-M1 MarkⅢ 絞り優先AE(F7.1) WB:オート ISO400

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