山下郁夫写真展「アフガニスタン遺香」が東京・神保町にあるサカキラボにて3月27日(金)まで開催中です。
1980年代よりフランス・パリを拠点に、雑誌「家庭画報」やエールフランス機内誌をはじめ、多数の雑誌や出版物の撮影、広告撮影などを行いながら世界各地を旅した山下さん。
本展では、山下さんが1975年にアフガニスタンを訪れ、強烈な印象を受けながら、夢中でシャッターを切ったというアフガニスタンの大地で誇り高く生きる人々や、マザーリシャリーフ郊外での騎馬ゲーム、バーミヤン渓谷の文化的景観と古代遺跡群など貴重なモノクロ写真34点が展示されています。
画像: 会場風景。本展では、山下さんが特にお気に入りというフランスの紙を使ってプリントした美しいモノクロ写真の数々が展示されています。

会場風景。本展では、山下さんが特にお気に入りというフランスの紙を使ってプリントした美しいモノクロ写真の数々が展示されています。

画像: 展示作品「バーミヤン渓谷の文化的景観と古代遺跡群」より。 約1500年前(5世紀から6世紀頃)に彫られたという高さ55mのバーミヤンの西大仏は、アフガニスタンの誇る世界遺産。2001年3月に偶像崇拝を禁止する旧タリバン政権によって爆破され、現在では写真や映像を通してしかその姿を見ることができません。

展示作品「バーミヤン渓谷の文化的景観と古代遺跡群」より。
約1500年前(5世紀から6世紀頃)に彫られたという高さ55mのバーミヤンの西大仏は、アフガニスタンの誇る世界遺産。2001年3月に偶像崇拝を禁止する旧タリバン政権によって爆破され、現在では写真や映像を通してしかその姿を見ることができません。

画像: 写真家、山下郁夫さんと展示作品「マザーリシャリーフ郊外での騎馬ゲーム」より。 女優の岸恵子さんやデザイナーの島田順子さん、ピアニストのフジコ・ヘミングさんをはじめ、多くの著名人のポートレートや邸宅等も撮影されている山下さん。山下さんの温かいお人柄と撮影する写真には、女優、文化人、経済人の各方面の方々から厚い信頼が寄せられているそうです。

写真家、山下郁夫さんと展示作品「マザーリシャリーフ郊外での騎馬ゲーム」より。
女優の岸恵子さんやデザイナーの島田順子さん、ピアニストのフジコ・ヘミングさんをはじめ、多くの著名人のポートレートや邸宅等も撮影されている山下さん。山下さんの温かいお人柄と撮影する写真には、女優、文化人、経済人の各方面の方々から厚い信頼が寄せられているそうです。

展覧会情報

山下郁夫写真展「アフガニスタン遺香」
会場:LAB&Kitchen(サカキラボ)
住所:〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-6-8 伸幸ビル6F
TEL:03-5577-3390
会期:2020年3月10日(火)~ 3月27日(金)
開館時間:13時~18時
休館日:土、日、祝祭日
入場無料

山下 郁夫(ヤマシタ イクオ)さん プロフィール

写真家。1947年生まれ。東京写真専門学校大阪校卒業後、1973年に渡欧。
1977年〜78年には1年間スイス・ツェルマットに滞在し四季のマッタホルンを撮影。
1980年よりパリを拠点に日本の雑誌や広告の撮影を主に、現在に至る。

写真展に、2016年「Morocco Suisse Paris」(京都・Bijuu Gellry )、2018年「Portrait」(大阪・一知里邸ギャラリー)。大阪・阪急うめだ本店で開催された「ド・ローラ・節子の和のある暮らし展~バルテュス夫人、スイス グラン・シャレで活きる日々~」(2016年)へも写真提供している。

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