ネーミングの通り。画像が重なるだけ。それだけ。
![画像: ネーミングの通り。画像が重なるだけ。それだけ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783155/rc/2017/08/30/2ea4bc8d9a2319e17a1d3d97cbf0626604c18b39_xlarge.jpg)
![画像: モノクロなのはJPEGとの同時記録でモノクロをチョイスしていたから。RAW画像はサムネイル表示のままなのでモノクロだが、完成画像は当然カラーとなる。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783155/rc/2017/08/30/f4707b22ead271db2fa8a0f6d2d415a56329c536_xlarge.jpg)
モノクロなのはJPEGとの同時記録でモノクロをチョイスしていたから。RAW画像はサムネイル表示のままなのでモノクロだが、完成画像は当然カラーとなる。
![画像: リバーサルフィルムをそのまま重ねて撮影したようなイメージ。こうした使い方がなんか、アナログっぽくていいですなぁ。ただし、RAWでの重ね合わせゆえ、ファイルサイズは覚悟するべし。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783155/rc/2017/08/30/b1ba22de3320f8d6d3e216ab2dfaf8e671e6926f_xlarge.jpg)
リバーサルフィルムをそのまま重ねて撮影したようなイメージ。こうした使い方がなんか、アナログっぽくていいですなぁ。ただし、RAWでの重ね合わせゆえ、ファイルサイズは覚悟するべし。
きっかけは吉住志穂先生(今回ばかりは先生と呼ばせていただく)のとある作品。その作風から「多重露光」とばかり思っていたら「画像合成」とのご指摘。早速、編集部に配備されたE-M1Ⅱでチェックしたところ、たしかにありました(再生>編集>画像合成)。
最大3カットまでの画像の重ね合わせ。なぜかRAWオンリー。思うに「多重露光」が撮影時から構想を練る必要があるのに対し、「画像合成」は撮影済みRAW画像ならどれでもチョイス可能なのがイイのかも。早速トライ。丸ボケとの2枚合成は吉住先生直伝(本人は知らず)です!
んが、各画像の「透明度」のパラメータはあります。
![画像: ギターのヘッド+ワタシ。フィーチャリング・俺。どちらもオーバー目の画像を選んだので、なんかよく分かりませんね。昔の「巻き上げ忘れ」フィルムカットみたい。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783155/rc/2017/08/30/1c9bd45f52e9200f9b7fc3905882451b8068512d_xlarge.jpg)
ギターのヘッド+ワタシ。フィーチャリング・俺。どちらもオーバー目の画像を選んだので、なんかよく分かりませんね。昔の「巻き上げ忘れ」フィルムカットみたい。
![画像: フィーチャリング・ヘッド。さりげなく「1970年のイバニーズST50・輸出オンリーの珍品」というアピールをしております。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783155/rc/2017/08/30/b248cef2717706d3e80221afa9959bf4367d8467_xlarge.jpg)
フィーチャリング・ヘッド。さりげなく「1970年のイバニーズST50・輸出オンリーの珍品」というアピールをしております。
![画像: 焼酎のパッケージと犬。せめてタテとヨコを統一すべきですね。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783155/rc/2017/08/30/f03b98a4f0fed11ceff7aeee912c7ef65276553f_xlarge.jpg)
焼酎のパッケージと犬。せめてタテとヨコを統一すべきですね。
![画像: ヨドバシカメラの紙袋とギター。なんでギターと犬ばかりなのかというと、まあ、そういうことです。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783155/rc/2017/08/30/c5e97f618517dc50c8f634d6e60b493b5eab0ea1_xlarge.jpg)
ヨドバシカメラの紙袋とギター。なんでギターと犬ばかりなのかというと、まあ、そういうことです。
今や「多重露光」では露出の計算などは不要。すべて自動で自然な露出に揃えてくれます。で、この「画像合成」はというと、各画像の「透明度」を20段階で変えられます。まあ「濃度」みたいなものですね。それによって画像ごとの勢力というか強弱というか、変化をつけることができます。
で、ここで勘違いしていたのは、メイン被写体の背景に「白」をもっていったこと。なんとなくそうすることで「合成で冴えない背景を変える」みたいなイメージがあったのですが、実際はその逆。パラメータを上げると、その分背景の「白さ」が強調されてしまします。すべてが終わったときに気が付きました。
写真展紹介、新表現!
![画像: 写真展紹介、新表現!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783155/rc/2017/08/30/3afccd629a8435081807e1b607277863842b8040_xlarge.jpg)
![画像: どちらかというと、「心霊写真」みたい。まあ、作品の中に、当の作家を写り込んでいてもなんの問題もないハズだけど。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783155/rc/2017/08/30/212f04d240bb2a3668b815c66fff34d450a84272_xlarge.jpg)
どちらかというと、「心霊写真」みたい。まあ、作品の中に、当の作家を写り込んでいてもなんの問題もないハズだけど。
で、ただいま絶賛開催中の中西敏貴氏の写真展(東京・恵比寿「弘重ギャラリー」~9月3日まで)にチン入。まずは1Fカフェにてカンペー。でもってストトンと階段を下りると、おんや、まあ、フルボディの特大パネルがドォ~ん! ええ、早速「画像合成」をトライしてみました。だって、写真家にとって作品は「分身」ですから。当然どこかで共振してるハズ。作品と一体化するチャンスを与えてあげようジャン。
…でも、まあ、なんつーか、あんまり共感は得られなかったみたい。そもそも、中西氏のカット、背景をもっと落とすべきでしたね。すいません。