東京都写真美術館の総合開館20周年を記念して「荒木経惟 センチメンタルな旅 1971ー2017ー」展が2017年7月25日(火)より、同館で開催される。それに先立つプレスツアーが同館で24日(月)に開催された。荒木氏本人が14に及ぶ展示セクションの作品について、それぞれ丁寧に解説。作品撮影の秘話や氏の写真観などがシリアスに語られる一方、「生と性」などアラーキー節炸裂のユーモア溢れるものもあった。
■「荒木経惟 センチメンタルな旅 1971ー2017ー」
■会場:東京都写真美術館
https://topmuseum.jp
■会期:2017年7月25日(火)ー9月24日(日)
■開館時間:10:00ー18:00(木・金20:00まで)
■休館日:毎週月曜日
■観覧料:一般900円、学生800円、中高生・65歳以上700円
※20名以上は団体割引あり

同展は荒木経惟氏の膨大な作品群から、妻、「陽子」というテーマに焦点を当てたもの。1960年代の出会いから1990年の死に至るまで、妻「陽子」は荒木氏にとって最も重要な被写体であり、死後も氏の写真に大きな影響を与えてきた。作品解説の中で「センチメンタルは今でも続いている」という氏の言葉が印象的だった。

画像: ▲作品解説中のアラーキーこと荒木経惟氏。時折自身の健康状態にも触れる言葉もあったが、その写真への情熱はまだまだ衰えを感じさせない。

▲作品解説中のアラーキーこと荒木経惟氏。時折自身の健康状態にも触れる言葉もあったが、その写真への情熱はまだまだ衰えを感じさせない。

画像: ▲1971年に発行された1000部限定の処女写真集「センチメンタルな旅」も展示されている。

▲1971年に発行された1000部限定の処女写真集「センチメンタルな旅」も展示されている。

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