シグマが大口径中望遠「Sigma 85mm F1.2 DG | Art」を9月30日に発売する。AF対応のフルサイズミラーレス用85mm F1.2としてクラス最小・最軽量となる905gを実現。F1.2 Artシリーズは3本のラインアップが揃った。このレンズに、編集部が「ちょっと一言」。

Sigma 85mm F1.2 DG | Artはどんなレンズ?

シグマは、フルサイズ用大口径中望遠レンズ「Sigma 85mm F1.2 DG | Art」を2026年9月30日に発売する。価格はオープンプライス。マウントはLマウント用とソニー Eマウント用。SIGMA公式オンラインショップの予約は9月10日10時開始。

ポートレート撮影の定番である85mmで、同社史上最も明るいF1.2を実現。同時に、AF対応のフルサイズミラーレス用85mm F1.2交換レンズとしてクラス最小・最軽量(2026年9月現在、同社調べ)となる905g(Lマウント用)を達成している。フォーカス群に非球面レンズを配置してレンズ枚数を削減し、フローティング機構を搭載しながら小型軽量にまとめた。

光学系は2枚のSLDガラスに加えて異常分散性の高いガラスを採用し、大口径特有の軸上色収差を抑制。絞り羽根は13枚で、絞り込んだ際にも円形に近い玉ボケを維持するという。AFはデュアルHLAを採用する。

動画向けにはフォーカスブリージングに配慮した光学設計。操作系はAFLボタン2つ、絞りリングとそのロックスイッチ、クリックのオンオフを切り換えるクリックスイッチを備える。防塵防滴に配慮した構造で、レンズ最前面には撥水防汚コートを施す。

本製品の登場により、Sigma F1.2 Artシリーズは「35mm F1.2 DG II | Art」「50mm F1.2 DG DN | Art」と合わせて3本が揃い、広角・標準・中望遠のフルラインアップとなった。

Sigma 85mm F1.2 DG | Art に編集部から一言

「クラス最小・最軽量」っても、905gあるしね〜。ま、
でもキヤノンのRF85mm F1.2 L USMの1195gをみると、がんばったのね~という感じ。
キヤノンのは2018年発売でもう古いからしょうがないけど。
あと、開放値が違うとはいえ、ソニーのFE85mm F1.4 GM Ⅱの642gを考えるとビミョ~。で、ソニーはFE85mm F1.2 GMとかで軽いの出してくるかも。
ちなみに85mmって、1.5倍クロップで使うと128mm相当の画角になって、F1.2のボケは活かせるので、1本で2本分の中望遠が手に入ると考えると,25万3000円(税込・シグマオンラインショップ&ヨドバシ)というお値段はお得かも。(モリタ)

「優雅な趣味の領域。好きな人は買えばええんちゃう?」なんていうのは、カメラ雑誌の編集者としてよろしくないでしょうね。「個人的に中望遠は70-200/f4が1本あれば十分」なんてのはもっとダメかと。でも85mm単焦点って、小型犬撮影だと屋内では長いし、屋外だと短いんです。そもそもモデルさんと違ってジッとしていてくれないしー。(マロニエ)

Sigma 85mm F1.2 DG | Art の主要諸元

製品名Sigma 85mm F1.2 DGArt
焦点距離85mm
開放F値F1.2
絞り羽根枚数13枚
AF駆動デュアルHLA
マウントLマウント用/ソニー Eマウント用
質量905g(Lマウント用)
耐環境性能防塵防滴に配慮した構造、撥水防汚コート
付属品レンズフード(LH878-08)、フロントキャップ(LCF-82 IV)、リアキャップ(LCR III)、ポーチ
発売日2026年9月30日
価格オープンプライス