三菱自動車から最新SUV「エクリプス クロスPHEV」を借用して今回のロケに臨んだ。ちなみに普段の愛車はホンダ・ステップワゴンとか。
PHEVとはプラグイン ハイブリッド エレクトリック ビークルの略。つまり充電できる電気とガソリンのハイブリッド車だ。EV走行と充電を繰り返せば、ガソリンを消費せずに遠出ができる環境に配慮した優れモノ。
ニコンの最新ミラーレスZ6Ⅱに、35ミリ史上最高画質望遠ズームと名高いZ70-200mmF2.8Sを装着。いかなる場合も三脚必須、というのが助川スタイル。
レフ用のAF-S200-500mmF5.6EもマウントアダプターFTZを介して装着。あまり絞らないことがZ6ⅡでのAF-C合焦率を上げるコツらしい。
鬼怒川の鉄橋を渡るSL大樹を岩場から撮影。「絶対に押すなよ!」と背中に書いてあるとかないとか。
ニコンZ6Ⅱ NIKKOR Z70-200mmf2.8VR S F8 1/500秒 撮影:助川康史
撮影後にはいつも感謝の気持ちを込めて列車に手を振る助川氏。 鉄道を愛してやまないのだ。
エクリプス クロスPHEVは車外に電源供給もできる。ランチタイムを電化製品で楽しく演出するだけでなく、災害時の電源供給も可能(MAX1500W)
動画収録なのだが、カメラを回す前に餃子を食べ始める助川氏。 食も愛してやまないのだ。
手前の三脚に200-500mmを縦位置でセット。24-70mmを装着したもう1台は手持ちでフレーミング。少ないチャンスを生かすために2台以上を併用するのがこの世界の常だとか。
ニコンZ6Ⅱ NIKKOR Z24-70mmf2.8S F8 1/1250秒 撮影:助川康史
ニコンZ6Ⅱ AF-S NIKKOR 200-500mmf5.6E ED VR F10 1/800秒 撮影:助川康史
エクリプス クロスPHEVと走るSL大樹の2ショット撮影に鉄道写真家が挑戦してみた !
助川 康史 (すけがわ やすふみ)氏プロフィール 1975 年生まれ。秋田経済法科大学法学部、東京ビジュアルアーツを卒業後、真島満秀氏に師事。最新鋭の新幹線から情緒豊かなローカル線まで、鉄道車両が持つ魅力はもちろんのこと、鉄道を取り巻く風土やそこに生きる人々の美しさをより多くの方に伝えることをモットーに鉄道雑誌や時刻表の表紙、鉄道会社のポスターの撮影などを中心に奮闘中。ニコンカレッジ講師なども務める。 有限会社マシマ・レイルウェイ・ピクチャーズ所属。 日本鉄道写真作家協会(JRPS) 理事 http://railway-pic.com/index.html