が、待望の新製品は、「あのキモいピーターが脱退しました。これからは全米制覇に向けてヒット曲を連発しまっせ!byフィル・コリンズ」的な変貌を遂げています!!!
誰もが思い描く、ラムダおよび、その周辺のイメージ。
●アイゼン出す?やっと登山らしくなってきたねー。
●クツを履くときはサソリが入り込んでいないか注意しな。
●いやー参った。冬眠前のグリズリーに遭遇しちゃってさぁ…。
ザックリですが、こんな感じでしょう。あとは、JR船橋駅にて早朝の中央線特急「あずさ」を待つ人々みたいな。要はスパルタン。「あずさ」に乗るような御仁は新宿で途中下車して「ソイ丼」喰らったり、ディスクユニオンを巡回したりしません。
で、ラムダの最新作をテイスティングぅ!
んもう、シンプルそのものですね。素っけないんだけど、逆にそれがシュッとしているというか、カッコイイんですね。もしかしたらウラちゃんあたりが入れ知恵した?
まずはポーチ。ゴテゴテしていません。ヘンにポケットとかファスナーとか多くない。個人的には巨大なカラビナと犬印鞄のパッドでカスタムしたいところですが、そんなのは個人で勝手にやればいいんです。でもって実際に堅牢であるかどうかはともかく“LAMDA”のワッペンがあればそれで十分。6000円ですから。吉田カバンなんてもう要らないです。
でもってカメラ(ショルダー)バック(バッグじゃなくてバックですって)。これがもう、ドンケの羽毛バージョンというか、ライトウエイトかつ爽やか!ててて、天使の羽、みたいな。あるいは高級な助六寿司の入れ物のように、清潔感と檜の香りが漂ってきそうです。とはいえインナー(および仕切り版)はしっかりしているのでカメラは無事でしょう。きっと。
その普遍性たるやスタジアム級です!
ピーターガブリエル脱退後のジェネシスは産業ロック路線を邁進。ついにスタジアム級のバンドとなり、全米No.1ヒットも記録します。んでも、その1位の座を奪ったのが、何を隠そうピーターガブリエルさんだったんですね。ええ、SO。いい話だ。
私は多くのロック中年がそうであるように“フリップ=クリムゾン”の手先ゆえ、もちろんピーター派です。当時はその方が賢そうに思われたので。んでも、ジェネシスやガブリエル・ソロ関連のアルバムでダントツに聴いたのが"Duke"と“Seconds Out”。どちらもコマーシャリズムの権化のような歯の浮く作品…。世の中、そんなモンですって。