「Stay home」の時は、じっくりと自宅で撮影に専念してみませんか? 各ジャンルのエキスパート写真家が、その撮影ノウハウをアドバイスしてくれました。「ペット編」は杉本奈々重さんです。
ポイント「ボケ感をうまく使う」
前後のボケ感や、背景のボケをうまく使うことによって、生活感を消すことが出来ます。背景に無駄なものを写し込まないことで洗練された雰囲気になります。
ポイント「表情を撮る」
目線を外した写真や、顔のアップなども積極的に撮影してみましょう。お座りやマテを伝えずに、リラックスした表情や仕草にフォーカスすると”その子らしさ”を映し出せます。
ポイント「コミュニケーションを大切に」
一番大切なのは、ペットとのコミュニケーション。優しく話しかけながら小物や機材に慣らすことも大切です。おもちゃやトリーツを使い楽しく撮影することでペットがカメラを好きになってくれます。撮影する側も、撮影されるペットも楽しい時間になるよう工夫しましょう!
私自身、日頃から出張の多いフォトグラファーですが、最近は愛犬とのコミュニケーションを取る時間が増えて自宅で「我が子」との貴重な時間を過ごしています。毎日一緒にいると様々な表情が見えてきて、喜怒哀楽も以前より分かるようになってきた気がします。
ペットは飼い主のことを良くみているなあ、と実感する今日この頃です。かけがえのない家族との、貴重な時間。是非、たくさんの可愛い写真を撮って、ホッコリと癒しの時間を過ごしましょう!
撮影・解説:杉本奈々重