富士フイルムはラージフォーマットセンサー搭載のミラーレスデジタルカメラ「GFXシリーズ」用交換レンズ「フジノンレンズ GF45-100mmF4 R LM OIS WR」を発売する。発売日は2020年2月27日。価格は30万5000円(税別)。

このGF45-100mmF4 R LM OIS WRは35mm判換算36〜79mm相当をカバーする標準ズームレンズ。レンズ構成は非球面レンズ3枚、スーパーEDレンズ1枚、EDレンズ1枚を含む12群16枚。各種収差を徹底的に抑制し、単焦点レンズに匹敵する超高解像性能と、高いコントラストを実現。圧倒的な描写力をズーム全域で発揮するという。また、5.0段分の強力な手ブレ補正機能や、リニアモーターによる高速・静音・高精度なAFを搭載しているため、快適に手持ち撮影を行うことができる。さらに、防塵・防滴・ー10℃の耐低温構造も採用し、アウトドアの環境下でも安心して撮影が可能。

フジノンレンズ GF45-100mmF4 R LM OIS WR

●焦点距離:45-100mm(35mm判換算36-79mm相当)
●レンズ構成:12群16枚(非球面レンズ3枚、EDレンズ1枚、スーパーEDレンズ1枚)
●マウント:FUJIFILM Gマウント
●最小絞り:F32
●絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
●最短撮影距離:65cm(W端)/82cm(T端)
●最大撮影倍率:0.13倍(T端)
●画角:62.6°-30.6°
●フィルター径:φ82mm
●大きさ:φ93×144.5mm
●重さ:約1005g

さらに「GFXシリーズ」用交換レンズ「GFレンズ」の最新の開発ロードマップを公開した。今回の開発ロードマップでは、大口径単焦点標準レンズ「フジノンレンズ GF80mmF1.7 R WR」と広角単焦点レンズ「フジノンレンズ GF30mmF3.5 R WR」の2本が新たに加わった。

フジノンレンズ GF80mmF1.7 R WR

焦点距離80mm(35mm判換算63mm相当)、開放F値F1.7の明るさを持つ標準レンズ。ラージフォーマットセンサー搭載のミラーレスデジタルカメラ用交換レンズとして世界で最も明るいレンズであるため、豊かで美しいボケ味を活かしたポートレート撮影が可能。暗所での撮影にも適している。プロ写真家などから高い評価を得ている大口径中望遠レンズ「フジノンレンズ GF110mmF2 R LM WR」(発売中)と同等の描写力を備えつつ、より広い画角と小型軽量化を実現する。

フジノンレンズ GF30mmF3.5 R WR

焦点距離30mm(35mm判換算24mm相当)の広角レンズで、風景撮影などに最適。小型軽量ながら超高解像性能を実現しており、「GFX100」に搭載した1億200万画素のイメージセンサーの性能をフルに引き出す。