同じレンズでも画面のどこにモデルを配置するかで顔の見え方は変わる
ポートレートでよく使われる85ミリや50ミリレンズはもちろん特に広角レンズではモデルをどこに配置するかで「顔の写り」は違って見えます。この特性をよく理解してモデルの配置や入れ方の工夫のわずかな違いや、顔の角度やタイミングなど様々な絡み合いで『奇跡の1枚』は生まれるのです。
広角レンズではモデルを画面の外側に配置したら放射状に像が伸びてしまいます。つまりそこに顔があれば外側に伸びるように歪んでしまうということです。だから広角レンズの作画では頭の角度の工夫や人物を一番歪みの少ない中心部分に寄せた配置で撮影することが多いのです。
標準レンズなら大丈夫だろうという安心は禁物ですよ。標準レンズであっても周辺部は僅かに放射状に膨らんだり、顔をアップで撮影したら少し伸びてしまい、いわゆる「馬面」っぽくなってしまいます。
どのくらい寄ったら、どのくらいアップにしたらそのように見えるのか? 85mmでもそうなるのか?などテスと撮影の機会を設けて意識的にいろいろな焦点距離のレンズで画面内でのモデルの位置や、モデルとの距離などを変えながらで見え方を確認するのもいいと思います。
モデル:ユリーカさん
出身地: 神奈川県
スリーサイズ:ひ・み・つ
血液型:A
モデル歴:3年
特技:エレキギター
趣味:ライブ参戦
好きな漢字は?:雅
ファンに一言: いつもありがとうございます。TwitterによくいますのでSNSのフォローよろしくお願いします。
Twitter: y_gxit
Instagram:yurika020202
撮影・解説
島根県浜田市出身
中学の頃に友人の持つカメラに強く惹かれカメラを手にして独自にポートレートを習得する。
人物撮影のジャンルでは媒体を問わず幅広く活躍している。
公益社団法人日本写真家協会(JPS)会員
WEB: https://www.konohideki.com
Twitter:@kono_hideki
Facebook:https://www.facebook.com/hideki.kono.73
記事で紹介したワークショップ主催者
『Power Up Photography』通称PUP
Twitter ID: @WS_Photo