コシナからフォクトレンダーブランド交換レンズ発売から20周年の節目に、フォクトレンダー史上最高性能の標準レンズとして設計された、アポ・ランター 50mm F2 Asphericalが発売される。価格は12万円(税別)、フード付きで、発売は2019年12月予定。

APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical E-mountは、フルサイズ対応のソニーEマウントの単焦点マニュアルフォーカスレンズ。デジタルに最適化された光学設計で、。アポクロマート設計により軸上色収差をはじめとする各種の収差を徹底的に排除、解像力やコントラスト再現性に関しても究極の性能を追求している。

レンズ構成図。8群10枚で異常部分分散ガラス5枚、両面非球面レンズ2枚

12枚の絞り羽根は開放のF2だけでなくF2.8でも円形になる特殊形状を採用し、点光源などの“玉ボケ”を活かした作画ができる。また絞りクリック切り替え機構も備えている。電子接点を搭載し、フォーカス拡大、Exif情報、レンズ補正、ボディ内手ブレ補正にも対応する。

APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical E-mountのMTF

APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical E-mount

●焦点距離:50mm
●レンズ構成:8群10枚(異常部分分散ガラス5枚、両面非球面レンズ2枚)
●マウント:Eマウント
●最小絞り:F16
●絞り羽根枚数:12枚(開放F2、F2.8で円形絞り)
●最短撮影距離:45cm
●最大撮影倍率:0.15倍
●画角:46.5°
●フィルター径:φ49mm
●大きさ:φ62.6×61.3mm
●重さ:364g