【写真展概要】
■会場:Jam Photo Gallery 東京都目黒区目黒2-8-7 鈴木ビル2階B号室 TEL050-5438-2134
※URL:www.jamphotogallery.com
■会期:年8月20日(火)~9月1日(日) 月曜日休廊 12:00~19:00(日曜日 ~17:00) 入場料無料

 総合芸術高等学校出身の5名によるプロジェクト。“日常と非日常のせめぎあい” を表現しようという試みだ。このプロジェクトは、総合芸術高等学校が2016年の写真甲子園本戦に出場したときに作った作品から始まる。北海道の大地を舞台に制服を纏った自分たちを撮り続けた。初めは女子高生のおふざけ写真にしか見えなかったが、3日間ブレることなく自分たちの世界を貫き、みるみるとパワーアップしていった作品に、審査員、他校の参加生徒、観客、皆が度肝を抜かれた。
 大会終了後は2名が加わり内容をブラッシュアップ、東京を舞台に「制服姿で風景の中に身をねじ込み日常に介入するすることで、日常を非日常に変える実験」が始まった。さらに卒業後の2019年4月以降は、私服でこのプロジェクトを継続していたが、「高校を卒業し制服というコスチュームから私服に替え撮影した写真の中の私たちは、何者でもないものになっていた」変化に怯え受け入れながら、日常と非日常のせめぎあいを続けるそうである。