飢餓のただ中で、紛争地で、日々いのちをつなぐために生きるしかない極限の状況下で、なぜ、その人々の写真を撮り続けるのだろう? 人々から渋谷さんはそう問われ、また自問してきたという。本展は、その「まなざし」がテーマになっている。20年ものあいだ、葛藤し、撮り続けてきたこれらの写真には、寄り添うことが写真家の使命だという渋谷さんの生き方が写っている。

この写真展について

フォトジャーナリストとして国内外の紛争地、飢餓、被災地を取材している渋谷敦志さんの写真展。 ~富士フイルムフォトサロン若手写真家応援プロジェクト「写真家たちの新しい物語」~

◎写真展フライヤーより:『17歳の時に一冊の本に出会ったことがきっかけで報道写真家を志し、国境なき医師団との関わりから写真家への道を歩みだした渋谷敦志氏。26年間かけて世界70カ国以上を駆け巡り、紛争や飢餓、児童労働、災害の現場で起こる人権問題等を、写真と言葉で伝えています。
本写真展は、渋谷氏が1999年より撮影を続けている「アフリカ」にフォーカスします。紛争や飢えといった困難を生きる人びとの「まなざし」に出会うことで、写真家が導かれた場所とは——。20年にわたるアフリカ取材の集大成をご覧ください。』

会期および会場について

◎東京 「ただいま開催中」~6月13日(木) 六本木・東京ミッドタウンの富士フイルムフォトサロン東京にて開催中 午前10時~午後7時 ※最終日は午後4時、入館終了10分前まで 入場無料・会期中無休
◎大阪 6月21日(金)~7月4日(木) 富士フイルムフォトサロン大阪にて開催 午前10時~午後7時 ※6月27日(木)および最終日は午後2時まで 入場無料・会期中無休

ギャラリートークがあります

◎東京 6月8日(土) 6月9日(日)いずれも午後3時から
◎大阪 6月22日(土) 6月28日(金)いずれも午後4時から

渋谷敦志さんプロフィール

フォトジャーナリスト。1975年大阪府生まれ。
1996年、大学を休学して一年間ブラジル・サンパウロの法律事務所で働く。卒業後、野宿者の現状を取材したルポで国境なき医師団主催1999年MSFフォトジャーナリスト賞を受賞。それをきっかけにアフリカへの取材を始める。現在は東京を拠点に、世界中の紛争や災害、貧困の問題を写真で伝えている。日本写真家協会展金賞、コニカミノルタフォトプレミオ、視点賞・第30回視点特別賞など受賞。