日頃の読者の皆様のご愛顧にお応えして、月刊カメラマン2018年5月号にて実施した、メーカー各社の人気商品をモニター & プレゼントする「創刊40周年記念! モニター & BIG プレゼント!!」。当選者の方から使用レポートが届きました。今回は「トキナー AT-X 14-20 F2 PRO DX」を井上宣宏氏がレポートします!

トキナー AT-X 14-20 F2 PRO DX

▲大口径ズームでも絞り開放 から性能を発揮できる新設 計、非球面レンズ3枚を前群 と後群に理想的に配置して 各収差を極力低減してい る。■実勢価格:8万5730 円(キヤノン/ニコン用) ※2019年5月下旬に編集部が大手量販店で調べました。

ドキッ!「奥さんに根回しせずに高額商品を買ったっけ?」

トキナー AT-X 14-20 F2 PRO DXが当たりました! 仕事中に奥さんから「レンズ買ったの? 荷物届いたよ」と連絡が。「根回しせずに高額商品を買ったっけ? やっちまったか」とドキドキしながら荷物のラベルを写真で送ってもらうと、モーターマガジン社の文字があり、ようやく理解しました。あれ?当選者には事前に連絡があるはずではと心の中で愚痴りながらもホッとしました。

明るい広角レンズのモニターを希望したのは、星景写真を撮ってみたかったからです。2018年の8~10月は天気の良い日が少なく、1回しか撮影に行けなかったですが、レンズが明るい分、感度や露光時間を無理な設定にしなくても良く、愛機ニコン D7000でもノイズの少ない写真を撮ることができました。これから空が綺麗になるのでもっとチャレンジしていきたいた思います。

また、応募理由として「苦手な広角レンズを気合を入れて使いこなしたい」との思いもあったため、いつも持っていく望遠レンズを封印して秋の風景を撮りに出かけてみました。

私が使ったレンズでLVする際は、MF専用と思っていたほうが無難か!?

AFがDCモーターのレンズは初めてでしたので音は多少気になりますが、スピードは遅いとは感じませんでした。精度も問題ありません。

ただし、ライブビュー(LV)ではAFが迷いまくりました。もともとニコンはLV時のAFが遅いのですが、純正レンズを使った場合と比べると明らかに迷う時間が長い。このレンズでLVはMF専用と思っていたほうが無難だと思います。ニコンユーザーはすでにLVはMF専用で使って見えるのかもしれませんが。

▲明るいレンズなので、彼岸花に寄って撮影した写真では、背景の山は綺麗にボケてくれました。また、縁の方にある木が真っ直ぐに写っていたのは感動しました。

井上宣宏

趣味はカメラと釣り、アウトドアです。カメラは10年ほど前、子供の写真を撮るためにニコンのD40を買ってから続けており、子供が大きくなってからは鳥や飛行機を主に撮っています。今の愛機はD7000です。