平成の世との別れのとき。
そのさよならの向こう側に、燻るように、しかしギラギラと輝き続ける昭和が、
確かに私たちを照らしているのを感じる。
失われゆく昭和よ、来たるべき次代を照らす文化とならんことを。
音楽、ファッション、映画などのサブカルを中心にヴィンテージまみれの青春を20年以上ひた走る「おじさん女子」2人組L’amritaが、昭和歌謡の世界を、令和を迎えた日本を舞台に繰り広げます。

アメリカの青春の匂い どぶ板通り

お腹も満足、お次は散歩へ。横須賀へ来たらぜったい外せないのがこの「どぶ板通り」。
第二次大戦後からベトナム戦争の時代にかけて、米兵向けの飲食店やスーベニールショップが盛況だったこの商店街。その歴史的背景から、どこか1960年代のアメリカの雰囲気を残したお店が数多く存在します。
連休直前の平日、驚くほど寒い雨の日ということもあってか、約20年ほど前に訪れた時と比べてずいぶん静かな街の様子。異国情緒あふれる飲食店が立ち並び、ゆっくりとお散歩してご機嫌で飲み歩くにもちょうど良い雰囲気です。

私にとって横須賀は水兵さんの街。
川崎出身の私は学校行事でバス移動だと横須賀を通ることがたびたびありました。
セーラー服姿の男性が物珍しくていつも車窓から手を振っていたことを思い出します。
どの方も、いつでもにこやかに手を振りかえして下さったという記憶があり、真っ白な制服が眩しくて、すごく素敵に見えたものでした。
だから横須賀は私にとって、爽やかでかっこいいアメリカンな街。
次回更新は5月24日(金)です!お楽しみに!

inspired by
「そんなヒロシに騙されて」
昭和58年
作詞・作曲 桑田佳祐
編曲 若草恵
歌 高田みづえ

「夏をあきらめて」
昭和57年
作詞・作曲 桑田佳祐
編曲 若草恵
歌 研ナオコ

モデル:田口エリ(歌手)

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茶色の目のエリだからチャメリ。頭の中に浮かんでは消えていくメロディや言葉を歌う…そんな歌日記スタイルのシンガーソングライター。一度聴いたら忘れない、チャーミングな歌声と個性的な楽曲、独特のセンスで創り上げる世界は、ポップから素朴なものまで幅広く、どこか懐かしさを感じさせる。 2015年アラサー女子2人による音楽ユニット「キャバレー遊び足りない」の活動を開始。現代女性のリアルな感覚をコミカルに歌い上げるスタイルで、同世代の女性を中心に支持を集める。MVでのコメディエンヌぶりにもぜひ注目を!2018年から田口エリ(チャメリ)名義でソロ活動を開始。 ステージでは、小粋なトークや個性的な演出で観客を飽きさせないエンターテイナー。

【出演情報】
田口エリ ワンマンショー
『Chamerican Voyage‼︎』
2019年5月26日(日)
OPEN18:30/START19:30
予約/当日 2,800円(税・飲食代別)
@神保町「楽屋」
Chameri(vo)佐藤 アリス(vio,cho)幸(p,cho)カポネ 宮崎(g)大西真(b)チッコソウマ(ds,cho)

【リリース情報】
ソロシングル「うっとりしちゃう」配信中

写真・文:L'amrita(ラ・ミュリタ)

写真家・齋藤真理と文筆家・早川瑞穂からなる創作ユニット。なんでもない毎日を、ちょっとロマンティックに、ノスタルジックに。『すべてのひとがそれぞれの物語の主人公』をテーマに活動する女性ふたりの創作ユニットです。昭和レトロ、ヴィンテージ、60年代~70年代の音楽や映画など、ふたりの趣味を活かした懐かしくて温かみのある雰囲気の作品作りを得意としています。

www.lamrita.tokyo

L'amrita(ラ・ミュリタ)をもっと知りたいあなたに・・・

https://www.lamrita.tokyo/