そのさよならの向こう側に、燻るように、しかしギラギラと輝き続ける昭和が、
確かに私たちを照らしているのを感じる。
失われゆく昭和よ、来たるべき次代を照らす文化とならんことを。
音楽、ファッション、映画などのサブカルを中心にヴィンテージまみれの青春を20年以上ひた走る「おじさん女子」2人組L’amritaが、昭和歌謡の世界を今現在の日本を舞台に繰り広げます。
上野で空中散歩…昭和探して江戸に迷い込んじゃった?
駅至近のアメ横で、モーニングにお買いものと大満足の私たちが次の目的地に向っていると…
頭上を走るのは上野公園モノレール!
上野公園の東園と西園を結ぶこのモノレール、昭和32年に開業した日本初のモノレールだそう。
平日だというのにけっこうたくさんのちびっこが乗っていて、みんな窓から手を振ってくれました。
かわいい~!
この光景と笑顔は、昭和の開業時から今、そしてこれからもずっと変わらないんだろうな…なんて思っていたら、今年11月で運行を休止する予定で、再開についてはまだ未定なのだそう。できればまた再開して、まだまだたくさんの楽しい思い出をたくさんの人のこころに残し続けてほしいです。
そして間もなく到着しました、上野東照宮。その名のとおり、徳川家康公をお祀りした神社です。
家康自らの遺言で建てられたこの神社、燈籠の数がとにかくすごい。その物量が当時の幕府の求心力をストレートに伝えています。幕府の権威を庶民ににまで広く知らしめるのに一役も二役も買ったことでしょう。
現在の社殿は三代将軍家光公が造営替えをしたもので、日光東照宮にとってもよく似ています。
ちょうど桜満開の折、黒と金が豪華な社殿に桜吹雪が良く映えて、美しく豊かな気持ちになりました。
まるで時代劇の世界の中に迷い込んだよう…
でも、ここにだって私たち、ちゃあんと昭和を訪ねにやってきたのです。
モデルのかずみちゃんがずっと気になっていたという、あるお守りを求めて…
ここではとってもポップな「ユニコ」のお守りがいただけるんです。
ユニコは昭和51年から昭和54年にかけて手塚治虫がサンリオの雑誌に連載していた漫画で、
愛を感じると力を発揮して人々を幸せにする、ユニコーンの子どもの冒険物語。
このお守りを持つ人に幸せを届けてくれるそうです。
ここでもうひとつ気になるお守りを発見。上野と言えばこれっきゃない!という感じのパンダの親子がかわいい子供守。最近お友達にお子さんが産まれたということでこちらもいただくことにしたようです。なんと上野動物園のシャンシャンとお揃い!