本日、2月28日(木)より、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜と大さん橋ホールで、日本最大のカメラ&フォトイメージングショー「CP+2019」が始まった。開催期間は2月28日(木)から3日(日)まで。なお、開催時間は2月28日(木)〜2日(土)は12:00〜18:00、3月3日(日)のみ10:00〜17:00となる。その模様を随時お伝えします! ■Webカメラマン特別取材チーム

まず注目は「GFX 100メガピクセル(名称未定)」

富士フイルム注目の新製品はフォトキナ2018で発表されている1億200万画素の中判デジタルカメラの「GFX 100メガピクセル(名称未定)」。

▲日本初公開の1億万画素のGFX。ボディカラーはまだ最終ではないが、トップカバーとベース部はグレーカラーのようだ。

このGFX100メガピクセル(仮称)は小型軽量ボディに1億200万画素のセンサーを搭載し、来場者の注目を集めた。また中判デジタル初の裏面照射型のCMOSセンサーを搭載。ほぼ全面をカバーする位相差AFエリアも中判デジタルとしては初搭載。

▲中判デジタル初の裏面照射型のCMOSセンサーを搭載。

またボディ内手ブレ補正機構も初で、さらに中判動画機能も4K30pと初のもの。新開発メカを惜しみなく投入。GFXシリーズの特長であるダイヤルはなく、大型サブモニターとドライブモードダイヤルを装備する。このドライブモードダイヤルは個別に設定した静止画と動画を瞬時に切り替えができるという。記録メディアはSDのダブルスロットで、バッテリーも2個装填する。

▲ドライブダイヤル(写真右)で静止画と動画を瞬時に設定切り替えができるという。

▲従来のダイヤル主体の操作ではなく、ボディ上面には大型のサブ液晶モニターを装備する。

▲記録メディアはSDのダブルスロット。

フジノンレンズ XF 16-80mm F4 R OIS WR

このレンズ は2019年秋発売予定のレンズ で24-122mm相当の光学5倍ズームレンズだ。CP+会場には展示されていないが、このタイミングで開発発表された。コンパクトな作りで、フルサイズの24-120mm相当のレンズに比べて重量は1/3ほどと軽量なF4通しのレンズ で、レンズ構成は12群16枚で非球面レンズ4枚、EDレンズ1枚を採用。

接写にも強く、AFにはステッピングモーターを採用し、高速なAFを実現している。価格もフルサイズ用の24-120mmの1/3ほどを目指しているという。

フジノンレンズ GF 50mm F3.5 R LM WR

中判デジタルカメラGFX用のコンパクトなレンズで30mm判換算で40mm相当のレンズ 。フィルター径はφ62mmで小型で世界最軽量の中判レンズという。また1億万画素にも対応する解像性能を持つという。このレンズも2019年秋の発売を予定しているという。