パナソニックはLUMIXのSシリーズフルサイズミラーレス一眼、LUMIX S1RとS1を国内正式発表した。2019年3月23日発売で、価格はオープン。実売価格はS1Rが46万4000円(ボディのみ)、レンズキットが57万6000円。S1は実売31万4000円(ボディのみ)。レンズキットが42万6000円。レンズキットのレンズはLUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.。

LUMIX S1Rは有効4730万画素、S1は2420万画素の35mmフルサイズLive MOSセンサーを搭載。ボディ上面にはステータスLEDとモードダイヤルがある。外観上の違いはボディ正面と背面のカメラ名のバッジのみ。マウントはLマウントを採用し、今回発表になった3本のレンズやライカLマウントレンズも装着可能。S1R、S1ともに5軸撮像素子シフト式のボディ内手ブレ補正機構を搭載し、約5.5段分の手ブレ補正性能を実現。またレンズ内手ブレ補正機能搭載レンズとのDual I.S.2連動で約6段分の補正効果を実現するという。

LUMIX S1R

LUMIX S1

ファインダーは576万ドット有機ELライブビューファインダーで視野率100%、倍率0.78倍。ファインダー倍率は0.78倍のほか、0.74倍、0.7倍の3段階の切り換えが可能。液晶モニターは3方向チルト式のタッチパネル背面液晶。サイズは3.2型で210万ドット。タッチAF&タッチAE、タッチパッドAFも可能。AFは225点のコントラストAF方式で、顔・瞳認識AF、人体認識AFに加えて、鳥、イヌ科、ネコ科の認識ができる動物認識AFも搭載する。ボディ背面にはジョイステックを採用し、8方向操作で素早くフォーカスエリアを決められる。連写性能は秒9コマで連続撮影枚数はS1RがJPEGで50枚以上、RAWで40枚以上。S1がJPEGで999枚以上、RAWで90枚以上となる。記録メディアはXQDカードとSDメモリーカードのダブルスロット。実写レポートはカメラマン3月号(2月20日売)にて!

LUMIX S1R正面

LUMIX S1R上面

LUMIX S1R背面

3方向チルト式のタッチパネル液晶