程良いコントラスでレタッチの負担を軽減
輝度差がうまく抑えられることで、屋外が白トビすることなく、かつ店の中も明るく写っていると思います。
まずは日中、かなり明るく感じるシーンにおいて使ってみました。撮影後に背面液晶で確認したのですが。一見、これといった効果は確認できませんでした。が、実際に画像をPCに取り込んでみると、かなり自然な感じで暗部の描写が明るく再現されているのが確認できました。これは「覆い焼き」などの手間が楽になりそうです。
夏の強い日差しの時などは3mくらいは光が届くような感じがします(まあ、絞り値やISO感度にもよりますが)。また、暗いシーンにおいては程よいコントラストをもたらしてくれるので、総じてプリントの際の手間が減ったように思います。
シンプルにして侮れない「補助光」
「疑似夜景」はもちろん、こうした使い方も面白いと思います。
ISO5000。雨の降る暗いシーンでしたが、かなり強めに照らしてみました。
この製品で一番便利に感じたのは、ストロボと違うのでシャッタースピードや感度等を気にすることなく、いわゆる「補助光」として自由に使用できる点です(ストロボ機能もありますが)。調光ボタンで光の強さを加減するだけ、というのは大変助かります。
また、まだ試してはいないのですが、アダプターを使って色温度等を工夫することで、また違った表現もできると思います。とくに近接撮影で面白い効果を出せるのでは? いろいろ使えそうなので常時携行しております。
加藤和弘さんと写真との関わり
蒸気機関車が無くなる(昭和40年後半)とのことで写真を撮り始めました。社会人になってから十数年の撮影ブランクがありましたが、子供の誕生とともに再開。現在はカメラ雑誌等のフォトコンテストに出したりして楽しんでおります、現在は一眼レフをメインで使用しておりますが、フルサイズミラーレスがたくさん出てきたことで、浮気心が芽生えております。最近はバス旅行が楽しみです