ニコンはZシリーズ用の超広角ズームレンズのNIKKOR Z 14-30mm f/4 Sを海外発表した。このレンズはニコンフルサイズミラーレスカメラ、Zシリーズ用のレンズ。先に発売されたNIKKOR Z 24-70mm f/4 S、NIKKOR Z 35mm f/1.8 S、NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sに続く4本目のレンズとなる。

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sのレンズ構成はEDレンズ4枚、非球面レンズ4枚を採用、ナノクリスタルコートを施した光学系を採用。フォーカシングはインナーフォーカスで、最短撮影距離はズーム全域で28cm。またコントロールリングを装備し、フォーカス、絞り設定、露出補正等の機能に割り当てができる。また14mmをカバーするズームレンズでは世界初のフィルターの取り付けを可能にした。最前面レンズはフッ素コーティングが施されている。国内での価格、発売日は未定。

NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ニコンZ 7に装着したNIKKOR Z 14-30mm f/4 S

沈胴式の鏡筒を採用

沈胴時

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sのレンズ構成図

●焦点距離: 14-30mm
●最小絞り: F22
●レンズ構成: 12群14枚
●画角: 114°-72°
●絞り羽根枚数: 7枚(円形絞り)
●最短撮影距離: 28cm(ズーム全域)
●フィルターサイズ: φ82mm
●最大径×全長: φ89×85mm
●重量: 485g
●価格: 未定

また今後のロードマップも公開され、2019年は計6本のレンズを発売予定という。

2020年までのロードマップ。2019年は単焦点3本、ズームレンズ3本を予定。