2018年に好評を博した本誌連載企画「アベっちの知らなきゃソンだぞー!」をWebカメラマンでもお届けします! この番組ではアベっちがオッ!と思った新しい出来事をニュース仕立てでお届けします。では2018年2月号の「パナソニック LUMIX G9 PRO × 連写&AF」をご覧ください。

<第2回>世界最高と世界最速のオンパレード、
パナの本気ミラーレスをチェックした!

パナソニック LUMIX G9 PRO

●有効画素数:約2033万画素●撮像素子:4/3型Live MOSセンサー●常用ISO感度:ISO200~25600●連写性能(AF追従):約20コマ/秒(電子シャッター)約9コマ/秒(メカシャッター)●手ブレ補正:6.5段●大きさ:W136.9×H97.3×D91.6mm●重さ:約658g■実勢価格:22万6670円
*重さは付属バッテリー、メモリーカード含む。実勢価格は1月上旬に編集部が大手量販店で調べました。
*実勢価格は2018年2月号誌面掲載時のものです。

ではどのぐらいスゴイのか、ちょっと検証してみます!

さて、1月25日発売予定のパナソニック LUMIX G9 PROは、メーカーの力の入れ方が並じゃありません。あまりの気迫にアベっちまでG9 PROのプレス向け発表会に出席してしまったほどです。

なにがスゴイのかというと世界最高と世界最速のオンパレードなのです。

●LUMIX史上最高の写真画質を実現しました。
●ボディ内手ブレ補正では世界最高の6.5段を実現しました。
●AFは世界最速で合焦速度約0.04秒、AF追従連写約20コマ/秒を実現しました。

G9 PROに搭載されたAFは、正直言って一眼レフのフラッグシップ同等か、それ以上の性能です。しかもAFは速いだけではありません。これまで苦手としていたことにもチャレンジしています。

●空間認識技術と画像認識、コントラストAFの組み合わせにより、新次元の追従性能を実現しました。

平面の動き検出、奥行きの動きを検出することで被写体の動きを捉え続け、動く被写体にフォーカスを合わせ続けます。

人体認識が効きました

人体認識機能を新たに追加し、人物に対するAF性能が格段に向上しました。従来では顔・瞳認識AFでも難しかった顔が隠れているシーンや後ろを向いた被写体でも、しっかりとピントを合わせます。

▲公園で遊ぶ子供をスナップ。人体認識が効いていて後姿でもピントバッチリ! レンズの優秀さもあって、そのシャープさに驚いた。
■LEICA DG ELMARIT 200mm / F2.8 / POWER O.I.S. 絞り優先AE(F2.8 1/4000秒) ISO800

ピントはヌケませんでした

認識される人物被写体が画面上に複数いる場合は、モニターにタッチで人物を選べるかんたん操作を採用しました。被写体の動きに惑わされることなくフォーカスし続けることが可能になりました。

▲マキちゃんと編集部のナカノっちは写真業界卓球部員。モニター上でマキちゃんをタッチしてピントを指定すると、ナカノっちがどんなに大きく入っても、絶対にそっちにはピントがヌケることはなかったです。

登録した顔でしっかり個人認証しました

GM1ですでに導入されていた個人認証。個人認証とは、登録された顔に近い顔を見つけて、自動で優先的にピントや露出を合わせる機能です。顔画像をカメラに登録することで自動的に人の顔を見つけて登録した名前を表示します。写真には写りません。

▲マキちゃんとナカノっちを個人登録した。

▲卓球でマキちゃんが下を向いているのに、ちゃんと認識されている! すごい!