パナソニック LUMIX DC-GX7MK3L-K レンズキット
20Mローパスフィルターレス Live MOSセンサー&ヴィーナスエンジンを搭載、また4Kフォトで新たな写真表現を楽しめる。高い実用性と機動性を実現 した。キットレンズはライカの名を冠する高画質の単焦点LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.だ。 ■実勢価格:14万8900円
※実勢価格は誌面掲載当時の価格です。
LUMIX DC-GX7 MK3レンズキットを初めて手に持ってみたとき『非常に持ちやすい』と感じました。現在、同じマイクロフォーサーズのPEN-Fも使用しておりますが、PEN-Fと比べるとグリップもしっかりと指がかかりますし、カメラを構えた時のボタン類の操作も非常にしやすいです。
また、使ってみて非常に良かったのはチルト式EVFです。子供たちや花などをローアングルから撮影する際、思った以上に大活躍しました。モードダイヤルや露出補正ダイヤルも操作しやすい位置にあり、切り替えがスムーズにできます。撮影モードでは『SCNモード』(シーンガイドモード)のモード切替え説明画面がわかりやすく、あまりカメラに興味のなかった嫁さんが、子供たちの撮影時にこの『SCNモード』にハマって、けっこうカメラを持ち出すようになりました。これまで使用していたコンパクトカメラよりもモードの効果のでるのがわかるようで、楽しんで撮影しております。
15㎜F1.7のレンズもコンパクトでありながら非常に写りも良いですし、最短撮影距離も短いので、非常に使いやすいレンズです。室内で子供たちを撮影するのに、35㎜換算で30㎜という焦点距離は重宝しております。絞りもF1.7と明るいため、室内で動いている子供たちをブレずに撮影できております。外でも開放だとだいぶ背景をボカシて撮影できますが、欲を言えば『AEモード』で1/8000があればなぁ~といったところでしょうか。
これまでずっと、嫁さんにもカメラに興味をもってほしかったのですが、フルサイズやAPS-Cの一眼レフを使用してきたため『重い!大きい!』と言われ続けていました。そこで、重さ・大きさ対策でマイクロフォーサーズのPEN-Fを購入したのですが、今度はデザインがマニアックすぎて、なかなか持ち出してもらえませんでした。でも、先にも書いたようにDC-GX7 MarkⅢは、嫁さんのお眼鏡にかなったようで、けっこう子供たちの撮影に持ち出しております。
このDC-GX7 MarkⅢのおかげで嫁さんもカメラや写真を撮るということに興味をもってもらえるようになったので、非常に感謝しております。
阿部祐蔵
約30年前、父のEOS100を使って写真を撮り始めてから、EOS55→EOS-3→EOS-1v→ツァイスイコン→EOS 30D→EOS 50D→EOS 8000D→EOS 5D Mark Ⅲと流れ、EOS 5D Mark Ⅲの写りに満足していたのですが、最近はその重さに負けマイクロフォーサーズと出掛ける日々が続いております…