ワイドトレード「Leofoto Pocked pod MT-01+ LH-25(S)」
非常にコンパクトなポケット三脚だが、高精度な自由雲台を組み合わせる本格的な造りで、耐荷重10kgとデジタル一眼レフの使用にも耐える。プロジェクター支持用など、撮影以外にもさまざまな用途に使用できる。
●最低高:45mm●収納高:150mm●重量:168g■実勢価格:1万2960円(LH雲台セット)
*価格は2018年5月号掲載時のものです。
求めるものを全て兼ね備えた雲台
Leofoto 卓上三脚MT-01と雲台LH-25 TRIPOD KITのインプレッションをお届けいたいます。Leofotoは中国のメーカーながら、精度の高いトリポッドを作っていることで、以前から興味がありました。
雲台LH-25はアルカスイス互換のクイックリリースに対応していて、とても小さいけど高精度のプレートPU-25が付属しています。PU-25は名前通り25mmと超小型なので、LUMIX G9 Proの可動式モニターやバッテリーボックスに干渉しませんので、常時装着してます
LH-25は小型ながら耐荷重重量 6kgで、重たいズームレンズを装着してもしっかりとホールドしてくれる安心感があります。雲台のノブは自分の感覚とシンクロするとでも言いますでしょうか、とてもスムーズで操作していてストレスを感じることがありません。そして何より軽量、172gしかありません。私が求めるものを全て兼ね備えた雲台です。
小型軽量で重宝しているVelbon ULTRA MAXi SFにLH-25を装着して、夏の海を撮影しました。LUMIX G9 ProにDG VARIO-ELMARIT 12-60を装着して撮影しましたが、小型軽量の三脚セットは十分にカメラとレンズをホールドしてくれて、ハイレゾモードで撮影しましたが、ブレることもなく高性能を実感しました。三脚は雲台によって大きく性能が左右されることを実感することができました。
最後になりますが、卓上三脚MT-01は質感がとても良く、LH-25とのセットでローアングル時に活用したいと思います。総じて満足度の高いセットですね。
大門正明
2011年 大門美奈・大門正明写真展「Portugal」をキッカケに作品制作を始め、現在は自分と同世代の昭和ビルを撮影した「オヤジビルディング」というタイトルのもと撮影進行中。趣味はサーフィンとお酒で、とくにウイスキーを愛している。