10月12日、「第11回タムロン鉄道風景コンテスト 私の好きな鉄道風景ベストショット」写真展のオープニングセレモニーが行われた。後援のさいたま市清水市長の挨拶から始まり、来賓挨拶、各賞の表彰、審査員である広田尚敬氏と矢野直美の総評の後、後援となったさいたま市、さいたま市教育委員会、さいたま商工会議所からの来賓と主催の株式会社タムロン鯵坂社長によるテープカットのセレモニーが実施されて写真展会場がオープンとなった。

オープニングセレモニーでのテープカット。左から「そごう大宮店指田販売部長」「「さいたま商工会議所安藤副会頭」「さいたま市文化部部長大西氏」「さいたま市教育委員会細田教育長」「(株)タムロン鯵坂社長」

審査委員の鉄道写真家・広田尚敬氏、フォトライター・矢野直美氏

コンテスト概要

このコンテストは総合光学機器メーカーの株式会社タムロンが鉄道文化、写真文化、地域社会の発展に貢献することを目的に、「さいたま市」「さいたま市教育委員会」「さいたま商工会議所」の後援のもとで開催しており、本年で11回目の開催となる。鉄道風景写真、鉄道のあるスナップ写真など、鉄道とその周辺を入れ込んだ写真であれば、風景、スナップを問わず広く応募可能な写真コンテストとなっている。

各賞の表彰

オープニングセレモニーでは大賞受賞者などの表彰が行われた。

大賞作品「Smile」(和田浩さん)

大賞を受賞した和田さんを囲んで。左から、広田氏、タムロン鯵坂社長、和田氏、矢野氏。

小・中・高校生の部大賞の玉田航也さんの作品。「なつのはなのいろ」。玉田さんはなんと6歳だという。

小・中・高校生の部大賞の玉田航也さんを囲んで。ご両親やお兄ちゃんもうれしそうだ。

ユーモアフォト賞の橋本禎寛さんの作品。「落ちる」

車輛写真賞の木村仁堪さんの作品。「荒野を抜けて」

「鉄道の町」大宮で鉄道写真に浸る、というのはどうでしょう?

第11回となる今回は過去最高となる応募7460点、出品者1914名と多数の応募があり、その中の入選作品87点が展示されている。どの応募作もレベルが高く、審査員の先生方が厳正に選定した力作ばかりだ。写真展が行われる大宮は鉄道博物館があり、また6路線の新幹線発着駅として鉄道と大変ゆかりが深い。その「鉄道の町」といえる大宮(さいたま市)の地域活性化と鉄道文化への貢献を担ったこの写真展は、今後も地元のタムロンと一緒にますます盛り上がっていくだろう。

「第11回タムロン鉄道風景コンテスト 私の好きな鉄道風景ベストショット」
入賞作品写真展・開催概要

会期も長く、入場も無料ということなので是非見に行ってみよう。一駅電車に乗れば鉄道博物館にも行けます。

会期:2018年10月12日(金)~31日(水)
会場時間10:00~20:00
会場:そごう大宮店 3階特設会場
入場料:無料
主催:株式会社タムロン
後援:さいたま市、さいたま市教育委員会、さいたま商工会議所
展示作品:一般の部(大賞から佳作まで)42作品、小・中・高校生の部(同)42作品、ユーモアフォト賞1作品、タムロン賞1作品、車輛写真賞1作品
総合87作品を展示