ライカ、パナソニック、シグマの3社は、フォトキナ2018の開催に先立ち現地時間の午前11時30分、まずはライカカメラ社の記者会見にて3社による戦略的な協業「Lマウントアライアンス」を発表。この協業によりパナソニックとシグマは、ライカの開発したLマウント規格を利用して自社の製品開発を行うことが可能になる。

協業する3社から提供される数々のLマウント互換製品群により、システムカメラの拡張性が広がり、新たな製品群が期待される。ライカ、パナソニック、シグマの戦略的協業により3社が同じバヨネットマウントを共有することはライカの圧倒的なブランド力、パナソニックの総合的な開発力、シグマの柔軟な商品開発と独自性が加わることにより、さらに魅力的なカメラとレンズの登場が期待される。写真は左よりシグマの山木社長、ライカカメラAGのカウフマン社主、パナソニックの北川潤一郎副社長。

ライカ、パナソニック、シグマによる「Lマウント」協業3社

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「Lマウント」の概要

ライカの発表によれば「Lマウント」の内径は51.6mm、フランジバックは20mm。20mmのフランジバックにはマウントアダプターを利用できる可能性も示した。Lマウントはフルフレームカメラだけでなく、APS-Cセンサー搭載カメラにも使用可能とのこと。20mmのショートフランジバックにより、レンズとセンサー間の距離が短くなり、レンズの小型化が可能となる。レンズの設計の自由度が増し、特に広角レンズの設計において大きなメリットとなる。