水の都、島根県松江市において今年も「松江水燈路」が開催される。「松江水燈路」は、松江城周辺をライトアップする光のイベントで、城下町松江ならではの光と影が織りなす幻想的な風景を楽しむことができる。水燈路の目玉は、一年でこの時だけの「堀川遊覧船夜間運航」。船上より、風情ある街並みが残る塩見縄手に目をやると、水燈路行燈 500個がゆらぎ、また「光船」が鎮守の森を照らす。フォトジェニックな場面がたくさんあり、素敵な写真が撮影できる。

美観地区「塩見縄手」も景観照明と行燈で幽玄に照らします

「松江水燈路」で素敵な夜景が楽しめます

水の都の燈り路(あかりみち)「松江水燈路」!八百万の神々が全国から集まる「神在月」といわれる10月に開催される、市民の手作りによるあかりのお祭りだ。現存天守である国宝松江城とその周辺がライトアップされ、闇の中に歴史的景観が浮かびあがる。特に、9月22日(土)~の土日祝日のメイン開催日には、たくさんのフォトジェニックな撮影スポットが現れる。その中でも、水燈路の風物詩である「手作り行燈」は、メイン開催日には会場全体で、約2,000個が並ぶという。そのほとんどが、市民によるひとつひとつ手作りのろうそく行燈だ。松江城を背景に、約700個が二の丸上の段に並ぶ「手作り行燈展」は、山陰をテーマとしたコンテスト応募の作品なので、同じものが一つとしてない世界にひとつだけの作品となっている。また、プロのアーティストによる2メートルの高さの屏風の行燈が並ぶ風景もおすすめの撮影スポットだ。堀川遊覧船もこの期間だけ特別に夜間運航される。船上より眺める美観地区「塩見縄手」のライトアップ、森を光船が移動しながら照らす「鎮守の森」も水燈路ならではの撮影アングルとなっている。今年は3年ぶりに「武家屋敷」がリニューアルオープンし、竹林や庭園もライトアップされるとのことなので、撮影や旅行に出かけてみてはいかがでしょうか。

武家屋敷:江戸時代の中級武士の屋敷も特別にライトアップします

アーティスト行燈展:プロの作家による大型の屏風型の行燈等が並びます

メインイベント

開催日

9 月22,23,24(土日祝月)、29,30(土日)

10 月6,7,8(土日祝月)、13,14(土日)、20,21(土日)、27,28(土日)

・ 塩見縄手/武家屋敷特別ライトアップ
大手前~塩見縄手~ふれあい広場
行燈 500 個点灯
※ 18:00 ~武家屋敷庭園無料開放

・会場周辺観光施設等
開館時間延長
松江城(有料)、小泉記念館(有料)、松江歴史館(一部開放)、武家屋敷(一部無料開放)、松江堀川地ビール館( 1 階売店のみ)

・手作り行燈展(共催
/ 商工会議所青年部)
「松江」をテーマとした市民の手作り行燈 700 個が松江城を背景にならびます。
【展示場所】松江城二の丸上の段
【各日】 18:00 ~ 21:00 ※雨天・強風時中止

・ アーティスト行燈展
松江市在住の様々なジャンルのアーティストによる行燈です。

・光船
照明を積んだ光船 5 隻が鎮守の森を照らしながら堀川を移動し、幽玄の世界を作ります。

・ 水燈路宵屋台
地元の飲食店がご当地グルメを屋台で販売します。

・堀川遊覧船夜間運航(大手前乗船場
⇔ ふれあい広場乗船場)
土曜・日曜・祝日限定運航
片道運航(所要時間約 20 分)
大手前乗船場

ふれあい広場乗船場
【料金】
片道 510 円、小人 250 円、貸切船一隻 7,200 円(要予約)
【時間】18:00 ~ 21:00 (土日祝日限定運航)

・松江城天守夜間特別茶席
国宝松江城天守最上階の「天狗の間」にて特別なお茶席を開設します。
松江市内の夜景をご覧いただきながら抹茶と和菓子をいただけます。
【場所】松江城天守天狗の間
【時間】18:00 ~20:00
【料金】一席 700 円 ※数量限定、予約不可
※9月24日(祝・月)は観月茶会のため実施いたしません
※別途登閣料が必要となります。

・手持ち行燈づくり・販売
【場所】大手前駐車場
【料金】300 円~
【時間】18:00 ~21:00

堀川遊覧船夜間運航:この時期だけの夜間運航。船からと地上からの両方の眺めを楽しめます

問い合わせ先

一般社団法人 松江観光協会
〒690-0874 島根県松江市中原町19番地

TEL:0852-27-5843
FAX:0852-26-6869

・無料シャトルバス運行 JR 松江駅、しんじ湖温泉 ⇔ 会場