久しぶりの内藤氏の個展。テーマは、氏が30年来撮り続けているという桜です。それも、自然写真家の撮るものとは一線を画す、独自性溢れるもの。極め付きは、作成に一年かかったという「T字形12面シンメトリーの桜」。圧巻です。それもそのはず、このシリーズは7点が東京都写真美術館に収蔵されているとのこと。遊び心いっぱいの写真家が桜を撮るとどんな絵柄になるのか、ぜひ鑑賞&堪能ください。

内藤忠行氏。77歳とは思えぬ発想をなさる写真家です。

なんでマイルス・デービスなの? 伺うと「オレはさ、マイルスと花見で一杯やりたかったんだよ」とのこと。

これが「T字形12面シンメトリーの桜」

■会場:オリンパスギャラリー東京 新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビルB1F
■会期:開催中 ~3月28日(水) 11:00~19:00