画期的なイメージセンサーを搭載し、先進的な性能を誇るミラーレス機、ソニーαシリーズ。第5回は写真家・野口純一さんが、北海道に生息する野鳥の飛翔シーンをα7R Ⅲと“Gマスター”レンズで捉えてくれた。
じっとシャッターチャンスを待ち、「決定的瞬間」に備える!
実際にα7R Ⅲを使ってみて、まずフルサイズ4240万画素の高精細な画質に感心した。撮って出しでもメリハリのある画は好感が持てる。今回タンチョウの撮影をしてみたが、羽根や羽毛の質感をリアルに捉えてくれた。
そしてライブビュー撮影時の快適さもα7R Ⅲの大きな特徴だ。チルト撮影でローアングルから動物に迫る時でも、フォーカスポイント選択の自由度が高く、高速なAFと最高10コマ/秒の高速連写で一気に撮影することができる。
さらにα7シリーズで初めて4Dフォーカスに対応し、不規則に動く野鳥にしっかりと追従してくれてそのAFの優秀性を感じることができた。
今回の作品はこんな撮影状況から生み出された!
北海道の氷原でじっと野生動物を待つ野口さん。今回の作品はこのような状況から生まれたものだ。
撮影状況の動画です。
今回の撮影で使用した機材はα7R Ⅲ+FE 100-400㎜ F4.5-5.6 GM OSS
ソニーα7R Ⅲ
●裏面照射型 有効画素数4240万画素フルサイズCMOSセンサー
●AF/AE追従 最高約10コマ/秒 高速連写
●399点 像面位相差、425点コントラストAFセンサー
●最高5.5段 光学式5軸ボディ手ブレ補正
●常用ISO感度 100~32000(拡張ISO50~102400)
FE100-400㎜ F4.5-5.6 GM OSS
●”Gマスター”超望遠ズームレンズ
●リングドライブSSMと2つのリニア・モーターで撮影者の意図に即応する高速・高精度AFを実現
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撮影と解説は写真家・野口純一さん