2月号P32「深度合成画像」におきまして、採用メーカーとして「パナソニック」をスルーしておりました。誠に申し訳ございません。ここにお詫びをさせていただくと同時に、G9 PROにて同機能を再検証させていだきます。

実はドライブモード内に独立していた!!

これですよ、これ! 「フォーカスセレクト/フォーカス合成」専用ノッチ! でも、 このアイコンはフツーに考えて「シーンセレクト」だと思っちゃいませんこと?

トリセツにも、付属の小冊子にも説明がなされておりました。ちゃんと読んでおくべきでした。

結論から言います。「フォーカスセレクト/フォーカス合成」は独立したドライブモードから入ります。でもって、そのアイコンは「山と花」のマークとなっております。でも、これってシーンセレクトとかに見えちゃうのでは? というのは私の修行不足であり、ちゃんとトリセツを読まないのがイケナかったのです。
ということで、私はメニュー画面にある「ブラケット」のひとつである「フォーカスブラケット」と完全に混同しておりました。「深度合成」があるとしたら、このメニューに付随しているはず…と思い込んでいたのです。でも、フォーカス合成は6K/4Kフォトのバリエーションということで、全然違うんですね。

ぼっけぇ簡単!

自動合成と指定範囲合成が選べますが、自動で十分…だと思います。

指定範囲合成の画面。結局、全部選ぶので…。

「フォーカスセレクト」にさえセットできれば、あとはもうカンタン! シャッター全押しで自動的にピントをズラした撮影が瞬時に行われます。グリーンのフォーカスエリアがウネウネ動きながら連写されてゆく様子は、そう、オーロラに似ていますね。オーロラ、見たことないけど。
で、「自動合成」と「指定範囲合成」が選べるのですが、んなモノは自動合成に決まっています。ぶっちゃけ合成画像は瞬時には出来上がらず、それなりに待たされます。でも、10秒かそこいらでバチピン画像が完成するのですから文句はいえません。いやー、素晴らしい!

ネットオークションのブツ撮りに最適!!

近接撮影だと、いくら絞っても限界が有馬記念。(切り出し画像)

これまた自動で撮られた画像です。鳴子侠特別。(切り出し)

で、自動合成すると…バチピン!

ここでこの被写体が何であるかを説明すると面倒なので割愛します。

自動合成でバチピン!マクロレンズだってぇのに!!!

いや、これはお手軽でありながらも楽しいですね。ほとんどのケースで「自動合成」を使えば十分だと思います。いえね、ネットオークションで小物を撮影するためにマクロレンズを買ったんですよ。でも、被写界深度浅々ってんで、結局は真上から撮ってゴマカしたりするしかなかったんですね。いくら絞ったって限界があるし…。
例によって、画像が完成するまではそれなりに待たされます。10秒くらいかな。でも、ソフトを使って合成するよりははるかにお手軽かつ便利! もともと画像処理ソフトを使っての合成とかって、やり方知らないしぃ。